くまの100均フィッシング

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100均を使ってお金を掛けずに大きな釣果

【釣り100均】ダイソー改造ジグ実釣編|300円で強力ブレード

初めに

 

 今年の夏の釣りですが、極端に高い気温によって水温が高くなり、明石海峡周辺では青物を堤防から釣るのが難しくなっています。

 一時期は昼間の水温が30度を超える時期もあって、堤防付近には生まれたばかりの小魚しかいないような状態でした。

 8月下旬になっても相変わらず水温が高い状態ですが、堤防の常連さんたちに聞くと、ぽつぽつと青物の釣果が聞こえてきます。

 そこで、今回は私のホームグラウンドである明石海峡周辺の堤防で、ダイソージグを投げ倒してきました。

 ダイソージグですが、以下の記事で紹介したように、ブレードとアシストフックに改造を加えて使いやすくしています。改造したルアーで青物の釣果が出たのか、勝負開始です。

 

 

 

 

釣りの準備

天気と潮

  • 日付・・・2022年8月下旬(早朝~昼)
  • 場所・・・明石市沿岸
  • 天気・・・晴れ
  • 風・・・1~3m/s
  • 気温・・・最高:30℃、最低:22℃
  • 水温・・・25~27℃
  • 潮・・・大潮

 

タックルと仕掛け

  • 釣法・・・ルアーフィッシング
  • 竿/ロッド・・・メジャークラフト SOLPARA SPX-96
  • リール・・・ダイワ レブロス5000D-CH
  • 道糸/ライン・・・PE2号
  • リーダー・・・ダイヤフィッシング BOSMENT(フロロカーボン5号)

 

 

使用したエサまたはルアー

 ルアーは、ダイソー良く釣れる釣具シリーズの人気ジグで、今年になって追加となった色のブルーピンクとしています。

 

 さらに、最近よく釣れる釣具シリーズでスイベル付ブレードが発売開始されていますので、これも使っていきます。サイズは、3号と4号がありますが、40gのジグに取り付けるため今回は4号を使います。

 

 アシストフックには、餌釣り用の伊勢尼14号を使います。 下の写真は、以前の記事で作ったもので、これをそのまま使います。

 

 ちなみに、今回は使いませんでしたが、最近ダイソーからアシストフック単品が発売開始されています。サイズは3種類あるようですが、青物狙いであれば13号が良さそうです。

 

準備

 以下の部品を組み合わせて、ダイソージグに改造を加えていきます。

  • ダイソージグ40g(ブルーピンク)
  • ダイソースイベル付きブレード4号
  • がまかつトレブルフック4号MH
  • 伊勢尼14号(2本)

 

 2022年現在、ダイソージグを使う場合の基本として、まずはトレブルフックの交換が必要です。別の記事で紹介した通り、ダイソーのトレブルフックはまだ実釣で使うのは不安があります。

 今回は、がまかつの4号MHに交換しています。

 

 

 ダイソーブレードですが、商品の裏に記載のように、トレブルフックと並行した形でジグに取り付けると、毎投フックとブレードが絡まって使い物になりません。

 そこで、トレブルフックの後方に来るようにブレードを固定します。スイベルを付けたまま固定してみたのですが、ブレードが自由に動きすぎて絡まることが多かったので、下のようにスイベルは外しました。

 

 ワイヤーで、トレブルフックの真後ろにブレードが来るようにしています。ただ、スイベルを外したことで、ブレードが受ける水抵抗がジグ本体にダイレクトに伝わってしまいます。

 そこで、下の写真のように、トレブルフックの上にサルカンを追加します。これによって、ブレードの回転をサルカンが吸収するので、ジグ本体の動きが安定します。

 

 ただ、サルカンを入れたことで、ジグ本体とトレブルフックの距離が離れてしまいました。これがフッキング率に影響するかもしれません。

 

 

実釣記録

ルアーフィッシング開始 ・・・5:00

 今日は平日にもかかわらず仕事が休みなので、ヒットするまで帰らない覚悟で開始します。

 周りには、私と同様ルアーを投げている人と、飲ませ釣りをしている人が半々くらいの割合で居ます。3時間くらい様子を見ていましたが、朝まづめの時間は誰もヒットがなかったようです。

 そうしているうちに、自分にヒットがありましたが、フッキングしませんでした。ドラグが1秒くらい出てから離したようですが、トレブルフックの位置がジグ本体から離れていることが原因かもしれません。

 

堤防際で大物ヒット ・・・10:30

 ルアーを交換せずに、ひたすらこの改造ルアーで当たるまで投げ続けていたところ、ようやく当たりが来ました。

 引きはそれほどでもないですが、堤防際まで寄せてもなかなか弱りません。魚影を確認したところ、ブリ系ではなさそうです。

 上がってきたのは、なんと53㎝のシイラでした。

 

 フッキングした場所を確認したところ、口の中ではなく目のあたりにトレブルフックが掛かっています。

 

 これは、おそらくですが、シイラがジグ本体に食いついた時にトレブルフックまでは口に入らずに、目のあたりに引っかかったものと思われます。

 この前にフッキングできなかったヒットがあったことから、やはりトレブルフックの前にサルカンを入れるやり方には問題がありそうな気がします。

 次回の釣行では、もう一度トレブルフックとブレードとサルカンの位置関係を見直して、フッキングしやすさと絡みにくさを両立させるような改良を加えたいと思います。

 

 

実釣の感想

 シイラは生で食べると食中毒を起こすことがあるようなので、三枚におろして煮付けて食べました。調べたところ、皮に食中毒を起こす弱い毒素があるようです。

 

 煮付けにしたので、素材の味はよくわかりませんでしたが、小骨が少なく食べやすかったです。

 当日は飲ませでもシイラが掛かっている人がいて、どうも今年は異常な暑さのせいか瀬戸内海に生息している魚が変わってきている気がします。