くまの100均フィッシング

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100均を使ってお金を掛けずに大きな釣果

【使ってわかる】セリア釣具|絶対に使える7商品を厳選して紹介

初めに

 

この前、セリアに行ったら、釣具を推す店内放送が流れてた。実際の使用感はどうよ?

 

筆者が実釣で使ったことがあるセリア釣具のうち、お勧めできるものを紹介していきます。

 

 

 ここ数年の100均業界、釣り道具の進化には目を見張るものがあります。

 先駆者であるダイソーに少し遅れて参入したセリアですが、初期のころに比べると、実戦で使える商品がかなり出てきています。

 セリアの根本的な100均に対する考え方の一つに、100円(税抜き)を貫くこと、があるそうです。

 原価を上げればもっといいものが作れるにもかかわらず、100円でかなり頑張っていると思います。

 ライバルのダイソーに負けずに、今後も100円を維持したまま良い商品を開発して、我々釣り人を驚かせてほしいところです。

 この記事では、セリアの出す釣具の中で、筆者が実釣で使ったことのあるものの中から、お勧めできる商品を厳選して紹介したいと思います。

 今回は、上からお勧め順に紹介していきます。

 

 

セリア100均釣具

トレブルフック【超お勧め】

 

 ルアーに付属するトレブルフックの交換、または飲ませ釣りなどの付け餌用の針として使用できます。

 4本セットで100円で、この安さを見ると、到底実釣で使える品質ではないのでは?、というのが第一印象です。

 しかし・・・、使ってみると、これが驚くべき高い品質を持っていることがわかります。

 

 まずは、【強度】ですが、これは言葉で表現するより釣果がわかりやすいと思います。

 筆者は、トレブルフック#4を使って飲ませ釣りをやることが多いですが、生きアジを使った一本針仕掛けで、ブリや大型のアカエイまで釣りあげたことがあります。

 しかも、釣りあげた後のトレブルフックは交換することなく、2匹目3匹目を釣り上げています。

 針本体や返しも十分に鋭く、バラシが多いどころか、筆者の経験上今までヒットした魚は、ほぼ100%取り込みまで成功しています。

 

 次に、【錆び付きやすさ】ですが、こちらも驚愕で、何とこの商品でサビが出たのを見たことがありません

 海水に漬けて洗わずに数か月ほおっておくなど、過酷な条件ではサビが出るかもしれませんが、毎回真水で洗って使い続ける限り、サビは出てきません。

 どういう材質や技術で実現しているのか、筆者としては非常に興味があります。

 

この商品の製造元は、パッケージの裏面を確認すると「明成株式会社」となっている。実はこの会社は釣具専業メーカーだぞ!

 

 

 別の記事で、このトレブルフックの検証結果や実釣結果をまとめていますので、こちらの記事も参考にしてみてください。

 

 

 

 

ケミカルライト【お勧め】

 

 夜釣りの仕掛け周辺に取り付けることで、周辺の魚にアピールします。

 サイズは、25,37,50,75㎜の4種類があるようで、先発メーカーであるダイソーと同じラインアップです。

 輝度・持続時間などの性能もダイソーと同じです。

 員数については、ちゃんと数えたわけではないですが、おそらく同じではないかと思います。

 

もしかすると、大元の製造者は同じかも・・・

 

 

小型ハサミ【お勧め】

 

 釣り糸のカットや、餌の入った袋の開封などで使います。PEラインにも対応しています。

 ハサミは釣りをやる上で必須と言える道具ですが、事務用のハサミやキッチンバサミでも代用できます。

 しかし、この商品のように、ポケットに入るサイズで、PEライン対応しているものは、釣り始めのときに非常に便利です。

 釣具店で買うと1000円くらいするものもありますが、このセリアの商品でも十分不便に感じることなく使えます。

 

 

マイクロジグ【お勧め】

 

 アジングやメバリングで使えます。

 100均ルアーというと、ほとんどのものが実釣前にフックの交換など、多少の加工が必要です。

 それに対して、この商品のいいところは、そのまま使えるところです。

 この手のマイクロジグは、釣具店で買うと少なくとも500円はしますが、根掛かりすることも多く、ロストした時はなかなか痛手です。

 使い捨てと考えると、このセリアのマイクロジグは、非常にコストパフォーマンスがいいです。

 

 

サビキ【使える】

 

 サビキ釣りで使います。写真は5号ですが、4,5,6号のラインアップがあるようです。

 筆者は、以前専業メーカーのサビキと釣果の比較をしたことがあります。魚の活性が高ければ、十分な釣果はでそうですが、互角とまでは言えない気がしました。

 小アジ狙いであれば4号は大きいので、もう少し小さいサイズが出てくれると嬉しいです。

 

 

 

撒き餌用シャク【使える】

 

 フカセ釣りで撒餌を撒くときに使います。

 全長が短いため、専業メーカーのシャクに比べると距離を出すことが難しいです。ただ、サブの道具として持っておけば、海にシャクを落としたときなどに代用できます。

 メインのシャクにするには少々頼りないですが、釣具店で買うと1000~7000円くらいするので、スペアとして持っておくには便利です。

 

 

ワーム【使える】

 

 根魚やアジ狙いで、ジグヘッドに装着して使います。

 虫に似た形状のワームでは、「BUG ANTS」が釣具店によく置いていますが、このセリアの商品はそれに非常に近い作りになっています。

 下の写真で、上がセリア、下がBUG ANTSです。

 

 食いつきも問題なく、メバル狙いのライトゲームで使えば、底に着けてタダ巻きしているだけで簡単にヒットさせられます。

 

 ただ、この商品、100円ではありますが、2個入りなので、残念ながら単価で計算するとそれほどお得ではありません。

 似たような商品で、以下のものもありますが、こちらは4個入りで単価も安くなっています。実釣で使ったことがないので、釣果がどうなのかは不明です。

 

 

セリア釣具の仕入れ元は、釣具専業メーカーの明成株式会社以外に、調理器具など100均商品全般をセリアに卸している「株式会社まるき」があるぞ。紹介した単価の安いワームは、まるきが提供しているようだ。

 

 

その他使えそうな商品

 その他、筆者が使ったことのあるものと、使ったことはないが試してみたい商品を紹介しておきます。

 

 まず、竿先カバーです。この道具は、釣り場で地面に置いて、誤って踏んづけてしまうことがあります。

 釣具店で買うと500円くらいしますので、応急処置でこの100均商品を使うことができます。

 

 置き竿した時に、当たりに気が付きやすいようにするための鈴もあります。

 ただ、この手の鈴は、釣具店でも100円前後で売っていますので、価格メリットはありません。品質的には同じくらいだと思います。

 

 最後に、アシストフックです。ルアーに取り付けます。

 トレブルフック同様、セリアの針の品質は非常に高く、実釣で問題なく使えそうです。

 残念ながら、筆者はこのアシストフックで釣果を上げたことがないので、実力のほどは読者の皆さんで確認してみてください。

 

 

他の100均メーカー

 初心者の方は、いきなり100均釣具から入るのはハードルが高いです。まずは、釣具を専門的に扱っている釣具店の商品を使うようにしましょう。

 筆者が持っている釣りで使用する道具をまとめた記事を紹介しておきます。

 

 

 

 ダイソー釣具のレビューは、こちらの記事でまとめています。