初めに
2024年は、暖冬ということで、1月から週一で釣りに出かけていますが、なかなか釣果が出ていません。
冬の明石海峡の堤防は、基本的にオフシーズンで、人気堤防に夜明け前から来ても、ほとんど釣り人はいません。
ただ、全く釣れていないということはなく、堤防全体で真鯛かチヌが毎日一回はヒットしているようです。
筆者は、フカセ釣りで2月から狙っていましたが、残念ながらヒットさせられませんでした。
理由はわかりませんが、ヒットさせている人は、かごで30m程度遠投しているようです。
筆者としてはフカセ釣りでなんとかしたかったのですが、そろそろあきらめて、今回は、かご釣りで真鯛とチヌを狙ってきました。
釣りの準備
天気と潮
- 日付・・・2024年3月中旬(早朝~昼)
- 場所・・・明石市沿岸
- 天気・・・晴時々曇
- 風・・・1~3m/s
- 気温・・・最高:16℃、最低:6℃
- 水温・・・12~13℃
- 潮・・・小潮
タックルと仕掛け
- 釣法・・・かご釣り
- 竿/ロッド・・・NISSIN PROSTAGE SPEED ISO α 遠投4号4.5m
- リール・・・シマノ 22ミラベルC5000XG
- 道糸/ライン・・・ナイロン3号
- ハリス・・・ダイヤフィッシング BOSMENT(フロロカーボン2号)
- 針・・・がまかつ チヌ針4号
釣果を出すための考察
遠投ウキ釣りなので、ナイロンを巻いたリールを使っていきます。
このナイロンですが、去年巻いたものから交換していません。PEに比べて、ナイロンはほおっておいても劣化するので、本当なら毎年交換すべきです。
筆者は、使えるものを捨てるのはもったいないので、そのまま使っています。
次に、遠投ウキは、筆者のお気に入りのウメズを使っていきます。
ウメズの遠投ウキは、「遠投カゴウキスカット」「遠投カゴウキファイアー」があります。
スカットは上部の羽根が回転、ファイアーは視認性が抜群で、いずれもお勧めできる商品です。
さらに、カゴはKAIKOのテンビン無しタイプに、別売りの神戸テンビンを付けています。
本当は、テンビン有りタイプが使いたいのですが、テンビン有りタイプはなぜかあまり釣具店で扱っていないです。
別売りのテンビンを付けても、糸絡みはほとんどしなくなるので、この組み合わせでもストレスなく釣行できます。
最近、堤防でかご釣りをしている人を見ると、一つ2,000円以上する高額なカゴをよく見かける。カゴは比較的壊れやすい消耗品なので、釣具店は売れるからと言って高額なものばかり扱わずに、もっとお手軽なものを扱ってほしいものだな~
使用したエサまたはルアー
今回は、オキアミ24切とシラサエビを3杯用意してきました。
真鯛狙いであれば圧倒的にシラサエビの方が食いが立ちますが、ここ最近はチヌが釣れているようで、チヌはオキアミの方が釣果が出ることがあります。
【ワンポイント】オキアミブロック
オキアミは定番中の定番の餌ですが、売られているサイズは「切」というなぞの単位が使われています。
〇切は、数字が小さくなるほど量が多くなる単位というのは何となくわかりますが、何を切ったのか知っている人はあまりいないと思います。
この「切」は、冷凍される単位が基準となっていて、24kgが1/1となっています。
つまり、24切であれば1/24であるため1kg分、8切であれば1/8なので3kg分、と計算できます。
実釣記録
まずはオキアミ・・・6:00
3月中旬ですが、夜明けは6時台になってきました。
チヌは夜間でも釣れると言われていますが、筆者はヒットさせたことがありません。
夜釣りだと、電気ウキタイプの遠投ウキが必要なので、今回は太陽が昇ってから釣行開始としました。
まずは、オキアミ中心に挿し餌にして、反応がないので、シラサエビに変えたり戻したりして様子を見ます。
何投目かで、よくわからない小魚が針に掛かってきました。ボラの子供でしょうか?
真鯛かチヌか・・・11:00
5時間近く何も反応がありませんでしたが、ようやく遠投ウキが沈みました。
竿を立てて回収すると、叩く反応なので、鯛系がヒットしたのは間違いなさそうです。できれば赤い方がうれしい・・・
堤防の真下まで引き寄せると、魚影は黒でした。
丸々と太っていて、体長が42㎝、お腹を開くときれいな卵を持っていました。
堤防の友人に聞いたところ、この時期3月の沖にいるチヌは、真鯛に負けないくらい脂が乗って美味とのことで、持ち帰って食べてみることにしました。
実釣の感想
今回の釣行は、チヌ1匹、という結果でした。
チヌはリリースする人も多いですが、見た目はおいしそうだし、久しぶりの大物なので食べてみます。
さしみ、鯛茶付け、塩焼き、で食べてみましたが、真鯛に負けないくらい脂が乗っていておいしかったです。