くまの100均フィッシング

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神戸周辺の釣り情報やノウハウをお届けします

【使ってわかる】カゴ釣りで使うお勧めのカゴ

初めに

 カゴ釣りはサビキ釣りと同じような撒き餌を使いますが、サビキのような疑似餌ではなく、オキアミなどの生餌を付け餌とします。撒き餌と付け餌を同じようなものとすることで、水中に漂う餌の中に一つだけ毒饅頭があるようなイメージです。これは、「ふかせ釣り」「紀州釣り」と考え方は同じですが、カゴ釣りにはさらに遠投ができるメリットがあります。

 カゴ釣りで使うカゴは釣具店を覗くといろいろな種類があり、実際に使ってみないと使いやすいかどうかがなかなかわかりません。この記事では、実際に私が使ったことのある様々な種類のカゴの使いやすさやコストパフォーマンスに感想を加えて紹介したいと思います。なお、カゴ釣りの仕掛け作りは、別の記事で紹介したウキ釣り仕掛けの下にカゴと付け餌をつなげればいいだけなので、この記事では省略します。

 

 

カゴの種類

 釣具店に行くと様々なカゴが並んでいますが、それぞれのカゴの使いどころをまとめて解説しているのを私は見たことがないです。そのため、実際に使ってみて初めてわかる使いやすさ使いにくさがあります

 基本的な使い勝手である5項目、及びそれ以外に実際に使ってみて気が付いたことをまとめておきます。カゴには商品名はあるのですが、種類別で公式な名称はおそらく存在しません。そのため、私が勝手に種類ごとに適当なタイプ名称を付けて紹介します。

  ★☆☆ ★★☆ ★★★
撒餌の入る量 少ない 普通 多い
使える撒餌 アミエビ 小型オキアミ 大型オキアミ
撒餌の拡散 着水即拡散 ウキ立ち後拡散 徐々に拡散
仕掛けの絡みやすいさ 絡みやすい 普通 絡みにくい
カゴの値段 800円以上 500円以上 500円以下

 

サビキタイプ

サビキカゴ

  • 撒餌の入る量 ★☆☆(少ない)
  • 使える撒餌 ★☆☆(アミエビ)
  • 撒餌の拡散 ★☆☆(着水即拡散)
  • 仕掛けの絡みやすいさ ★★☆(普通)
  • カゴの値段 ★★★(500円以下)

 堤防で釣りをしていると一番よく見かける青いカゴです。写真のカゴは、仕掛けの下にしかつけることのできないタイプですが、上カゴとしても使えるタイプや、天秤付きのものもあります。このタイプは遠投してしまうと着水の瞬間に撒餌がほとんど拡散してしまいますが、サビキ釣りとして使う場合は堤防壁際にゆっくりとカゴを落とすことで海中で安定してから撒餌を拡散させることができます。若干壊れやすいですが、コストパフォーマンスを考えるとサビキで使うにはこれが一番いいです。

 

プラ製ロケットタイプ

プラ製ロケットタイプ

  • 撒餌の入る量 ★★☆(普通)
  • 使える撒餌 ★★☆(アミエビ・小型オキアミ)
  • 撒餌の拡散 ★★★(徐々に拡散)
  • 仕掛けの絡みやすいさ ★☆☆(絡みやすい)
  • カゴの値段 ★★☆(500円以上)

 ロケットの形にすることで、サビキカゴに比べて遠投しやすくしたカゴです。カゴは上下に分かれており、撒餌を入れるときは両手で上下に開きます。サビキカゴに比べると撒餌は入れづらいです。上下の蓋の片方を回転させることで、撒餌の放出される量を変えることができますが、実際に使ってみると撒餌が残ってしまうことがよくあります。また、使っているうちに上下の蓋の間に何らかのゴミが挟まって回転しづらくなってきます。後述する遠投タイプのカゴに比べると欠点が目立ちますが、お手軽にカゴ釣りをしたいときにはこのタイプを使うのがいいです。

 

プラ製ロケットタイプ天秤付き

プラ製ロケットタイプ天秤付き

  • 撒餌の入る量 ★★☆(普通)
  • 使える撒餌 ★★☆(アミエビ・小型オキアミ)
  • 撒餌の拡散 ★★★(徐々に拡散)
  • 仕掛けの絡みやすいさ ★★☆(普通)
  • カゴの値段 ★★☆(500円以上)

 プラ製ロケットタイプに天秤を付けて、仕掛けとの絡みやすさを解消したものです。その他の特徴は同じです。天秤が付いた分だけ値段は若干高くなりますが、ロケットタイプを使うのであればこちらのほうが使いやすいです。

 

プラ製ロケットタイプパタパタ付き

プラ製ロケットタイプパタパタ付き プラ製ロケットタイプパタパタ付き

  • 撒餌の入る量 ★★☆(普通)
  • 使える撒餌 ★★☆(アミエビ・小型オキアミ)
  • 撒餌の拡散 ★★★(徐々に拡散)
  • 仕掛けの絡みやすいさ ★☆☆(絡みやすい)
  • カゴの値段 ★★☆(500円以上)

 プラ製ロケットタイプの底に撒餌放出用の穴とその蓋を付けることで、着水直後の撒餌の放出を抑えつつ、ウキが安定した後に徐々に撒餌が出てくるようにしたタイプです。その他の特徴は同じです。カゴの底に穴がありますが、アミエビであってもなかなか外に出て行かずに溜まってしまうことがあります。そのため、底をハサミなどで大きめの穴をあける加工をすると撒餌が残ってしまう問題を解消できます。

 

金属製タイプ

鉄製タイプ

  • 撒餌の入る量 ★★☆(普通)
  • 使える撒餌 ★★☆(アミエビ・小型オキアミ)
  • 撒餌の拡散 ★☆☆(着水即拡散)
  • 仕掛けの絡みやすいさ ★★☆(普通)
  • カゴの値段 ★★☆(500円以上)

 金属製タイプは小型のものから大型のものまであるので、箇条書きに書いた特徴は写真のものと考えてください。大型の金属製タイプは、大型オキアミも入れることができます。その他の特徴はサビキカゴに近いです。撒餌投入口として蓋が付いているものがほとんどで、比較的撒餌を入れやすい構造をしています。ただ、何回か使っていると蓋に寿命が来ることが多いです。コストパフォーマンスは悪くないので、カゴ釣りで最初に選ぶタイプとしてはお勧めしたいです。

 

金属製タイプ天秤付き(お勧め)

鉄製タイプ天秤付き

  • 撒餌の入る量 ★★☆(普通)
  • 使える撒餌 ★★☆(アミエビ・小型オキアミ)
  • 撒餌の拡散 ★☆☆(着水即拡散)
  • 仕掛けの絡みやすいさ ★★★(絡みにくい)
  • カゴの値段 ★★☆(500円以上)

 金属製タイプに天秤を付けて、仕掛けとの絡みやすさを解消したものです。その他の特徴は同じです。私が一番愛用しているカゴの一つです。金属製タイプはいろいろな種類が売っていますが、なぜか天秤付きのものは種類が少ないです。個人的には、もっと大型の金属製タイプで天秤が付いているものが販売されてほしいです。

 

遠投タイプ

遠投タイプ

  • 撒餌の入る量 ★★★(多い)
  • 使える撒餌 ★★★(アミエビ・小型オキアミ・大型オキアミ)
  • 撒餌の拡散 ★★★(徐々に拡散)
  • 仕掛けの絡みやすいさ ★★☆(普通)
  • カゴの値段 ★☆☆(800円以上)

 蓋が上下に分かれており、ウキが安定した後に水圧で蓋が開きます。そのため、付けエサの近くで撒餌を拡散させやすく、海中での付け餌との同調がしやすくなっています。付けエサを針ごとカゴの中に閉じ込めてから投げることで、より撒餌との同調がしやすくなりますが、仕掛けが絡んでしまうことが多い気がします。私のやり方が悪いのかもしれません。堤防からかなり遠投が必要になる真鯛のカゴ釣りをしたい場合は、この遠投タイプがお勧めです。

 

遠投タイプ天秤付き(お勧め)

遠投タイプ天秤付き

  • 撒餌の入る量 ★★☆(普通)
  • 使える撒餌 ★★★(アミエビ・小型オキアミ・大型オキアミ)
  • 撒餌の拡散 ★★★(徐々に拡散)
  • 仕掛けの絡みやすいさ ★★★(絡みにくい)
  • カゴの値段 ★☆☆(800円以上)

 遠投タイプに天秤を付けて、仕掛けとの絡みやすさをさらに解消したものです。その他の特徴は同じです。私が一番愛用しているカゴの一つです。ただ一つ欠点があって、写真のカゴをよく見ると底の部分をビニールテープで補強しているのがわかると思います。底についている重り部分が壊れることが多く、急にウキが立たなくなったと思ったら重りがなくなっていることがあります。おそらく底の部分が衝撃に弱いのだと思いますが、愛用しているのでメーカーさんには是非改善をしてほしいところです。

 

反転タイプ

 私は使ったことがないのですが、紹介だけしておきます。形状は金属製タイプと同じですが、ウキが立って海中で安定した直後にカゴが重力で上下反転することで付け餌周辺で撒餌を拡散させやすくしています。

 

カゴを使う上で大事なこと

 カゴ釣りは非常に理にかなった釣法だと思うのですが、カゴ釣りの最大の欠点は仕掛けが複雑で絡みやすいことです。そのため、カゴ釣りをしているとどうやったら絡みにくくできるか考えさせられます。絡みにくくするには、餌のついた針とハリスを天秤に近づかせないようにしなければなりませんが、そのための仕組みの一つが天秤になります。

 天秤付きのカゴは若干値段が高いため、下の写真のような単品の天秤とカゴを組み合わせることで絡むにくくさせる方法もあります。

天秤 天秤+カゴ



 

 

【釣った魚の調理】釣った魚をおいしく食べる方法<なめろう>

初めに

 魚の調理方法は、生食、煮る、焼くなどがありますが、それぞれの調理方法には向いている魚とそうではない魚がいます。しかし、青物などの赤身魚でもグレなどの白身魚でも、大型でも小型でも、魚種に寄らず外れがない調理方法が「なめろう」です。

 この記事では、ほとんどの魚でおいしく食べることのできるなめろうの調理方法について紹介します。なめろうは白ご飯と一緒に食べると最高のおかずになります。おいしく調理をする上での一番のポイントは、できるだけ小骨や硬い表皮などの食べられない部分を取り除く作業です。小魚の場合、少しでも身を多く取ろうとギリギリまで身を活かそうとすると失敗してしまいます。多少もったいないですが、大胆に取り除きましょう。

 

 

なめろうの作り方

レシピ(1人前)

  • 魚(内臓処理が終わった30㎝程度のもの1匹)
  • 卵かけご飯用の醤油
  • チューブ式生ショウガ
  • 刻みネギ
  • 卵(お好みで)
  • ゴマ(お好みで)

なめろうのレシピ

 

 子供でもおいしく食べられるように、味付けの決め手となる醤油は卵かけご飯用醤油や出汁醤油など多少甘いほうがいいです。刺身用の醤油は塩味が強いのであまりお勧めしません。ショウガは面倒でなければ丸々1個の生姜を包丁で切ったほうがおいしいですが、チューブ式のものなら準備が簡単です。刻みネギは、長ネギなどの太いものと、小ネギと呼ばれる細いものがあります。太いものは生食には辛いので、できるだけ細いものを選びましょう。卵やゴマは食べている最中に味変を楽しむときに使いましょう。なお、味付けを濃くすることは後からでもできるので、漬けにする段階では多少味付けが足りないくらい少なめに調味料を入れましょう。

 

頭・シッポ・ヒレを落とす

 30㎝前後の魚であればキッチンバサミ、50㎝超の魚であれば包丁で、頭・シッポ・ヒレを落とします。魚をさばくのに慣れていない人は、大型の魚を処理する場合特に力を入れる必要があるため、ケガ防止のために左手には軍手をしておいたほうが安全です。

 

うろこやゼイゴを落とす

 チヌやグレなどうろこの硬い魚であれば専用のうろこ取りを、アジやハマチなどの青物であれば包丁でうろこを落とします。青物はシッポから胴体に向けて「ゼイゴ」と呼ばれる硬いギザギザの皮膚があるのでこれも包丁で落とします。写真はウロコを落とした状態で撮りました。

 

魚を3枚におろす

 この作業が最も調理の経験の差が出る部分で、うまくやれば無駄なく食べられる部分とそうでない部分に分けることができます。おろすときは、身を切り出すのではなく、魚の骨に包丁を当てることを意識して背骨と中骨の上に包丁を貫通させるイメージを持つようにしましょう。貫通させると、結果的に食べられる部分が骨から切り離されます。最初に包丁を入れる部分は、頭に近い部分の背中側です。最初に失敗すると身が大量に背骨に残ってしまうので、数ミリずつ包丁を入れてずれを修正します。中骨ギリギリに包丁が入ったら、背骨近くまで包丁を入れてそのままシッポ近くまで切ります。このとき、背骨は貫通させないようにしてください。いったん魚の向きを変えて、今度は取り出した内臓のあった腹部分から包丁を入れて、同じように中骨ギリギリに包丁を入れます。シッポに近い部分のどこかで腹側から背中側に包丁を貫通させて、背骨に沿ってシッポまで包丁を入れます。シッポ側が終わったら、包丁の向きを変えて頭側に向けて背骨から身を切り離します。魚をひっくり返して、同じことを裏面でもやります。やることは同じですが、ひっくり返した後の方が若干作業がしづらいです。



腹骨と血合い骨を取る

 3枚におろすと背骨と中骨は分離されますが、腹骨と血合い骨が残っています。大きい魚であれば腹骨を丁寧に取り除いたほうが骨周りの脂の乗った身を無駄なく使えますが、30㎝程度の魚であれば食べられる部分が少ないので胸ヒレがあった部分ごと切り取りましょう。血合い骨は、骨の左右に包丁を入れて取り除きます。ここまでやると、おろした身には骨が残っていません。私はこの段階で、殺菌と皮を柔らかくする目的で、おろした身をお酢に5分程度漬けます。

 

皮を取る

 おろした身のシッポ側から1㎝くらいのところに包丁を入れて、左手でシッポ側を抑えながら皮を取り外します。皮に身が残っていたら、包丁で残っている身を取ります。



魚の身を細かく刻む

 刺身を作る要領で1㎝間隔くらいで魚を刻み、一通り終わったら身を集めて包丁で叩いて身を細かくします。

 

調味料を混ぜて完成

 細かくした身をジップロックなどに入れて、醤油・ショウガ・刻みネギを混ぜて手で揉みます。なじんだら完成です。お好みで卵やゴマを入れましょう。今回は試しに温泉卵を使ってみたら思いのほかおいしかったです。

 

【お礼】ブログの読者が100人を超えました

初めに

 先日、このブログの読者が100人を超えました。私がこのブログを始めたのはおよそ2か月前くらいでした。始めた当日は、誰も読みに来てくれないのではないかと不安でしたが、はてなブログの運営の方が色々と工夫をして紹介してくれているようで、おかげさまで多くの方に読んでいただけました。読者の方々、及び運営の方々にあらためて感謝したいと思います。

 様々なブロガーの方が、どうやったら記事を読んでもらえるかテクニックを紹介していますが、結局のところ興味を持ってもらえる情報をできるだけわかりやすくまとめることに尽きると思います。今回は釣りそのものから一度離れて、今まで書いた記事を引用しながらどんな内容が皆さんに興味を持ってもらえたのか分析したいと思います。なお、この機会にデザインを一新して、スマホでも見やすいようにレシポンシブルデザインを採用してみました。

 

読んでもらえた記事の分析

 これはブログ開設初期にかなり苦労をしてまとめた記事です。まだ記事の書き方に慣れていない上に、自分が持っている釣りに関係する道具を構図を工夫しながらすべて写真に収めたので、まとめるのに非常に苦労しました。ブログ開設の目的の一つが、釣りを始めようとしている方に一目でわかるような情報を届けることだったので、「こんな道具もあるんだ!」と思って読んでもらいたいと考えていました。URLを変えたのでスターは消えてしまいましたが、初めてスターを10個以上つけていただいた記事でした。

 

 春夏秋冬、それぞれの時期で釣れる魚に関する記事は他にもたくさんあります。実際私も釣りを始めたての頃は頻繁にその手の情報をインターネットで検索していました。ただ、いずれの記事もどの魚がどの時期に釣れるのかの情報は書いてあるのですが、堤防際で釣れるのか、遠投が必要なのか、水深は浅いのか深いのか、それがわかりやすく書いている記事が見当たりませんでした。そこで、自分の釣った経験のある魚に絞って、初心者が一目で海のどのあたりにいるのかがわかるようにまとめたのがこの記事です。私個人の経験だけなので魚の種類は少ないですが、多くの方に読んでいただけました。

 

 ウキ釣り仕掛けの基本的な作り方を、組み立て工程に沿って写真に収めて解説しました。釣り初心者向けの技術情報ですが、インターネットではここまで部品一つ一つの組み合わせ方を細かくまとめている記事はあまりないかもしれません。そのためか、多くの方に読んでいただけました。

 

 これは私がブログ開設以降まとめた中で一番思い入れのある記事です。私は初めてタモを買いに行ったとき、一度自作しようとして挫折したことがあります。しかし、今回ブログを開設したことがモチベーションとなって、あらためて自作をしてみることにしました。私の書いた記事の中で、これがGoogleからの検索で一番アクセスが多いです。それだけ自作してみようとする方が多いのだと思います。

 

 これは先週まとめた記事ですが、ルアーの時期を過ぎている1月にもかかわらず多くの方に読んでいただけました。おかげさまで、この記事投稿後に読者100人を突破しました。この前身の記事は、私がブログ開設前から書こうと思っていた内容で、そのときも多数の方に読んでいただけました。この前のお正月前後に福袋が様々な釣具店で並んでいましたが、人気があるのはルアーの入っている10000円以下の手頃な値段のもので、飛ぶように売れていました。私もそうですが、ルアーマンはどうしてもルアーに掛かる費用が高くなってしまうため、今回のような自作ルアーの情報は皆さん欲しいと感じているようです。

 

 URLを変えてしまったのでスターが消えてしまいましたが、初期のころに多くの方に読んでいただきました。ここでは、リールに関する基本中の基本の内容に加えて、少し突っ込んだ私なりのリール選択に対する主観をまとめました。リールに関しては、シマノ派・ダイワ派や、高額品推奨派・廉価版推奨派など、釣具屋の店員さんに聞いても答えがバラバラで、正解はないと思っています。私は基本的に答えがあいまいな情報はできるだけ書かないようにしていますが、論争されているような内容の方が読んでもらえるのかもしれません。

 

 この記事も途中でURLを変えてしまったのでスターが消えてしまいましたが、投稿当初は多くの方に読んでいただきました。この記事を書こうとしたきっかけは、その直前の週末にメジロをタモに入れる寸前でばらしてしまったためです。ばらしてしまった原因を整理するためにこの記事をまとめました。

 

 これもブログ開始前から必ず書こうと思っていた内容です。私がルアーフィッシングを開始した当初、同じような情報をインターネットで探した経験がありますが、その釣り上げるまでの経緯をまとめた記事は、青物ヒット未経験者にとって非常に興味を惹かれる内容でした。そのため、同じように自分の経験もまとめてみたところ、多くの読者の方に読んでいただけました。

 

 この記事も途中でURLを変えてしまったので、最初に皆さんからいただいたスターが消えてしまいました。釣りの技術情報をまとめた記事は多数見かけますが、マナーをまとめたものはあまり見たことがなかったので、自分なりの主観で書いてみました。近年、釣り人気は上がっているにもかかわらず、釣り場は減少傾向にあります。減少する背景の一つが釣り人のマナーです。釣り場を守りたいという思いを込めてこの記事をまとめました。

 

あまり読まれなかった記事の分析

 私が実際の釣行で使っている3種類の結び、ダブルクリンチノット・外掛け結び・FGノット、これらを写真付きで紹介しました。結びの技術はYoutubeなどの動画でわかりやすく紹介されているのですが、結構大事なポイントなのにあまり語られないような注意点があるため、自分なりにポイント毎に写真でまとめました。ただ、やはり動画の方がわかりやすいかもしれません。

 

 この記事もブログ開設前から書こうと思っていた内容です。私は初めて釣りを始めた時、右手はリールと竿の接点よりもかなり前で握って、キャストする瞬間に右手を竿から離していました。ファミリーフィッシングをしている子供などを見ると、意外とこのような変な投げ方をしている人がいるため、初心者の方向けの基本技術として紹介しました。こちらも、Youtubeなどの動画で見た方がわかりやすいかもしれません。

 

 私が釣りを始めたころに苦労したのは、釣りそのものよりむしろ調理方法です。調理がうまくできると、自分でおいしく食べられるだけでなく、ご近所さんにもお土産として渡しやすくなるので、釣り人にとっては必要不可欠な技術です。より簡単なさばき方やアレンジ料理など、今後はあまり他で見ないような調理方法を紹介できればと思います。

 

 私が去年から頻繁に100均に通うようになったのは、このジグヘッドを求めていたためです。一時期はどこのダイソーに行っても品切れで、入荷したら即日完売、時には店舗に電話をかけてまで買占めされているような品薄状態でした。今年に入ってから在庫が安定してきたようで、先日寄ったダイソーでは100個近く陳列されていました。自分が気に入っている道具であるため記事にしましたが、ダイソーVJに関する記事はインターネットでも多数見かけるため、あまり新鮮な情報ではなかったかもしれません。 

 

 これは、自分がどうしても書きたかった記事で、それぞれの釣具店を回っては店長に断って写真を撮らせてもらってまとめました。それぞれのお店のいいところを日ごろのお礼も込めて書きましたが、内容があまりにも神戸周辺のローカルな内容だったかもしれません。

 

 この記事は、もし掲載した時期が9月であればもう少しアクセスがあったかもしれません。冬は天気や潮の判断以前に、水温で釣れないことが明白なため、あまりアクセスされることがなかったのかもしれません。

 

 堤防で釣りをしていると、意外と年季のありそうな方でも根がかりで苦労していることがあります。根がかりは竿ごと引っ張ってもなかなか取れないのですが、多くの方が竿を握ったまま根がかりを取ろうとします。そのため、この記事をまとめたのですが、トラブル時の対処は実際にトラブルにならないと必要な情報とはならないので、あまりアクセスがなかったのかもしれません。

 

  堤防で釣りをしていると、年季のある人でも右巻きと左巻きで分かれます。年配の餌釣り士は右巻き、若いベテランのルアーマンは左巻きのことが多いような気がします。この論争は多数インターネット上で記載されていますが、私もこのような答えのない記事を書いてみたいと思ってまとめました。

 

 食べることを目的とした釣りは、釣り上げた直後の下処理が非常に重要です。そのため、このような下処理の方法をまとめましたが、調理道具などと同様にやはり釣りそのものに対する記事の方が皆さんに関心を持ってもらえるようです。

 

最後にまとめ

 釣り特化のブログなので、やはり読者の皆さんには、どうしたら魚が釣れるのか、これについてシンプルにまとめてある記事に対して興味をもって読んでいただいているように感じます。ただ、私は釣りのマナーや調理もすべて含めて釣りだと思っているので、例えアクセスが少なそうな内容でもどんどん発信していきたいです。春になったら釣果情報など、楽しい記事をどんどん書いていきますので、今後も応援よろしくお願いします。

I appreciate all readers for keeping my motivation to write this article

 

【くまの100均フィッシング】オリジナルルアー改良編

初めに

 1月に入り、九州・沖縄在住を除く釣り人の皆さんは寂しい思いをしていると思います。私のメイン釣り場である瀬戸内海は、暖流のある太平洋沿岸に比べて水温が低くなるのが早く、特にルアーフィッシングに関しては12月以降はかなり厳しくなります。このような時期、どうしても釣りをしたければ船に乗るか、あきらめて魚が戻ってくる春に備えて道具のメンテナンスをするのが賢明です。

 去年の11月に書いた記事で、100均で買ったアクセサリーを使ってブレード付きの自作メタルジグを作成してみました。12月に実釣で使ってみたのですが、時期的に水温が15度前後であったせいか、エイが1回掛った以外に釣果を出すことはできませんでした。その後も何度か釣行で使いましたが、オリジナルルアーでも市販品でも掛ることはなくシーズン終了です。

 ブレードの動きは非常によく、水温が上がればおそらく十分な釣果が期待できそうです。ただ、一つ気になる動きがありました。5~10回に1回程度ブレードとトレブルフックが絡む場合があります。絡む時は以下の写真のような感じで、こうなった時はブレードがフックに邪魔されて全く回転しなくなるため、アピール力が下がってしまいます。

f:id:kuma-fishing:20220109211102j:plain

 これを解消するため、市販品のブレード付きジグを研究したところ、やはり絡まないような工夫がされていることがわかりました。前回のレシピに部品を追加して、弱点を改良したオリジナルルアーを作成してみましたので紹介します。

 

 

改良版ダイソードロップアクセサリーブレード

レシピ

オリジナルルアー部品

 

ダイソーフック取り外し

 前回と同様に、ダイソーのメタルジグに付いているオリジナルフックはすぐに錆びてしまうため取り外します。

ダイソーメタルジグのフック取り外し

 

サルカンの取り付け

 メタルパーツドロップにサルカンを取り付けます。サルカンがあることで、水中でジグを引いた時に高速でブレードが回転する動きとなり、魚へのアピール力が上がります。

メタルパーツにサルカン取り付け

 

ステンレス線を使ったブレードの固定

 ブレードがフックに絡むのは、メタルジグにフックとブレードをそれぞれつなげることで、フックの針がブレードやサルカンの穴に入り込んでしまうことが原因です。それを防ぐため、ブレードをフックの真後ろに来るようにステンレス線で固定します。まず、ステンレス線を15㎝ほど切り出しします。

ステンレス線

 

 トレブルフックの真後ろに、ブレードに取り付けたサルカンをステンレス線で固定します。反対側のステンレス線の端は、トレブルフックの頭に固定します。

f:id:kuma-fishing:20220109213659j:plain ブレードとトレブルフックの固定

 

熱収縮チューブによるステンレス線の固定

 熱収縮チューブをトレブルフックの胴体に取りつけて、ドライヤーで熱を加えることでステンレス線を圧着します。ここで一つ設計の不備が見つかりました。購入した2.0㎜の熱収縮チューブがトレブルフックの頭に入りませんでした。

熱収縮チューブ失敗

 

 しょうがないので、急遽一回り大きいサイズの熱収縮チューブを購入してきました。写真右側が新たに購入した3.0㎜のものです。

熱収縮チューブ再購入

 

 フックの胴体の長さは1㎝弱ですが、のちほど熱を掛けた時に縮むことを考えて若干長めに熱収縮チューブを切り取りフックの胴体に取りつけます。今度はちょうどいい感じで入りました。

熱収縮チューブ成功 熱収縮チューブの挿入

 

 取りつけた熱収縮チューブをドライヤーで1分程度熱することで、括り付けたステンレス線をフックの胴体に固定します。

熱収縮チューブの熱収縮後

 

完成

 最後にトレブルフックの頭をメタルジグのリングに取り付けて完成です。改良前のものも同様な加工をしました。

改良版ダイソーリーフアクセサリーブレード 

 

 今回の加工のポイントは、ステンレス線を固定する熱収縮チューブという部品ですが、同じような加工をしたブレード付きフックは市販品でもありました。値段も1セット50円程度で、手作りしたものといい勝負です。ただ、自作できるようになるとフックやブレードを自由に組み合わせることができるため、私は今回の改良版を自作してよかったと思っています。近々、実釣で動きを確認してきます。

 

【冬の釣り】お正月にできる釣り

初めに

 今年の1月2日、コロナによる外出自粛もあって、私はほとんどやることもなく家にいたのですが、これだけ時間があるなら釣りに行こうと出かけてみました。まさか、こんな三が日から釣りしている人いないだろう、と思っていたら、すごい数の家族連れが堤防に押し寄せていましたファミリーフィッシングだけあって、皆さんサビキ仕掛けでアジなんかを狙っているようです。ただ、皆さん釣れている様子はありませんでした。海を見下ろすと澄んでいて、いかにも冷たそうに見えます。

 瀬戸内海は太平洋沿岸に比べると水温が低くなるのが早く、正月にやる釣りは非常に厳しいです。それでも、暇で暇でしょうがない、どうしても釣りがしたい、そんな人にこれなら正月でも少しは楽しめるかも、という魚と釣り方をアドバイスします。魚は私が実際に年末年始に釣ったことのあるものだけを紹介します。

 

 

堤防から狙える魚

カサゴメバル

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 低水温に強い魚の代表です。主に堤防際の海底に生息して、あまり動かずにじっとしています。餌はオキアミでも虫でもお腹がすいていればどちらでも食いついてきます。口が大きいためか、かなり大きな餌でも飲み込んでくれるので、初心者でも釣りやすい魚だと思います。明石海峡周辺では滅多に見ませんが、一部のきれいなカサゴは毒を持っていますヒレのきれいなカサゴが釣れたら周りの経験者の方に確認して、毒がある種類なら帰してあげましょう。

 ちなみに写真はたぶんメバルですが、私はカサゴメバルの見分けがつかないです。目の大きさが比較的大きい方がメバルですが、それぞれ近い種族で食味や調理方法もほとんど変わりがないので、あまり気にしていません。煮付けを勧める人が多いですが、身がプリプリしているため、私は刺身で食べるのがおいしいです。

 

カワハギ・ウマヅラ

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 数がそれほど多くないので狙って釣るのは難しいですが、掛かればまれに30㎝を超える嬉しいサイズが上がってきます。冬の海を堤防から覗いてみると、大量のスズメダイの中に時折ゆらーとした大きい影が見えることがあって、それはカワハギかウマヅラのことが多いです。
 写真はウマヅラです。エラは他の魚に比べて小さい穴のようになっていますが、ハサミを入れて大動脈を切ると簡単に血抜きをすることができます。下処理のとき、ハサミで尻尾と頭とヒレを落とせば、皮は手で剥くことができます。身ももちろんおいしいのですが、お勧めは肝醤油です。他の魚は内臓を雑に取ってしまうことが多いですが、この魚だけは頭を落とすときに丁寧にエラの付け根から切って、肝臓に傷がつかないようにしましょう。

 ウマヅラと似た体形の「ソウシハギ」という魚もまれに釣れます。同じカワハギ科の仲間ですが、内臓に猛毒を持っていて絶対に食べてはいけません。きれいな青色の模様が入っているので、すぐに見分けはつくと思います。

 

マダイ

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 これは正月に堤防で釣れたら周りの釣り人が集まってくるおめでたい魚です。20㎝弱の通称「チャリコ」であれば比較的簡単にサビキにかかってきますが、写真のような30㎝超えはそもそも堤防近くにいません。少なくとも水深10mはあるところの海底近くに生息しているので、餌釣りであれば堤防から遠投する必要があります。

 食べるのは、刺身かサッとお湯に通すしゃぶしゃぶがお勧めです。滅多に釣れないので私はやりませんが、もし何匹か釣れたら鯛めしや塩焼きもおいしそうです。

 

お勧めの釣り方

カゴ釣り

 カサゴメバル・マダイは、いずれも海底付近にいます。タナは根がかりしない程度で低層に付け餌が来るように調整します。付けエサはオキアミでいいですが、餌のサイズは小さくてある程度強度のあるものがいいです。写真のものは私が良く購入する少し高めの付け餌ですが、さらに小さいMサイズでもいいと思います。針はガマカツのチヌ針なら4号、伊勢尼なら8号くらいにしましょう。ハリスは魚が飲み込むわけではないので、私はあまり細くする必要はないと思っています。フロロカーボンの2号程度であれば、強度と細さのバランスがとれています。

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 撒き餌は安い集魚剤にブロックのオキアミを混ぜたものでいいですが、あまりケチらずに大きめのカゴに大量に詰め込んだ方が集魚効果が高い気がします。私はカゴ釣りで遠投をするので、カゴは下の写真のような天秤付きのものを使っています。

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 カワハギ・ウマヅラを狙うのであれば、タナを中層くらい、付け餌はできるだけ小さい方がいいです。口が小さく吸い込むように食べるため、付け餌が大きすぎると吸い込めずに魚の方が食べるのを諦めてしまいます。

 

ぶっこみ釣り

 海底狙いになるので、カワハギ・ウマヅラは対象外です。安くてオーソドックスな餌はアオムシ(アオイソメ)です。オキアミでも食いつきますが、生き餌であるアオムシの方が圧倒的に食いつきがいいです。

 明石海峡周辺でこの釣り方をするときは、重りは20号以上で少なくとも20mは遠投しましょう。また、流れが早くて、底に付けた重りが転がっていると感じたらすぐに回収が必要です。堤防近辺の底に投げ込むと高確率で根がかりします。私は冬場にどうしても大物を釣り上げたいときだけぶっこみ釣りをやりますが、1日に最低でも1回は根がかりで悪戦苦闘します。

 

【釣った魚の調理】釣った魚の下処理の方法

初めに

 魚を釣ったときは大きく分けて3パターンの処置をします。1番目は普通に持ち帰って食べるパターン、2番目は毒があって食べられないか小さすぎて食べるところがなくて海に帰すパターン、3番目は飲ませ釣りの餌として使うパターンです。1番目の持ち帰るパターンについては、できれば釣り場で終わらせておきたい下処理作業があります。下処理は、釣り上げた後できるだけ早くしたほうが食味や貯蔵の上で良いと言われています。また、どちらにしても食べるのであれば、長時間苦しんで絶命させるよりもできるだけ早くとどめを刺してあげるほうが魚に取って優しいです。この記事では、ほとんどすべての魚に対して通用する下処理のやり方をまとめておきます。なお、私は最近大型の魚であっても神経締めや脳締めはやっていません。やったほうがより魚に取って優しいとは思いますが、魚が暴れるときに器用にやらないと時間が掛かったりケガしたりするため、省略して血抜きからやることが多いです。省略しても、魚の味は劇的に変わるわけではないです。

 

 

下処理のやり方

魚を絞める

 魚を絶命させることを「魚を絞める」と言います。20㎝以下の魚は氷水を使って凍死させる「氷締め」をします。氷締めはあらかじめクーラーボックスに氷と海水を入れておいて、釣った魚をその中に入れるだけで終わりです。小型の魚であれば5分程度で絶命します。2,3項の血抜きや内臓処理も必要ありません。
 20㎝以上の魚は氷締めをすると1時間くらい生きていることがあるので、「神経締め」または「脳締め」で絶命させます。神経締めは、専用の道具が必要で、私はそれを堤防でやっている人はほとんど見たことがありません。脳締めは、魚の目の上から少しだけ尻尾側あたりに魚の脳があるため、ここをハサミの先や千枚通しを使って表皮を貫通させて破壊します。神経締めも脳締めも、成功するとその瞬間に魚のヒレが逆立つような動きをして、その後動かなくなります。ヒレが逆立った瞬間が一番ケガをしやすいので、締める瞬間はタオルを使って左手で目の上から押さえつけると大人しくなることが多いです。

 

血抜きをする

 魚屋さんで1匹丸ごと売っている大型の魚は血抜き処理をしていないため、魚屋さんの魚と釣った魚の味の違いはこの血抜き処理をしているかどうかが大きく影響しています。エラの上部の背骨近くにある大動脈を切って、そのまま海水を入れた水汲みバケツに魚を放り込みます。すると、切った大動脈から徐々に血液が出てきます。釣り上げた魚の心臓が動いている間にやることが重要で、止まってからだと血がなかなか出てきません。1項の締める作業で時間が掛かりすぎると、その間に心臓が停止してしまって血抜きがうまくできないことがあります。そのため、私はここ最近中型以上の魚の場合は締める作業を省略して、いきなり血抜きからやっています。完全に血が抜けるまでにかかる時間は、30㎝程度の魚であれば5分程度、50㎝以上の魚であれば10分程度です。

血抜き



内臓を取り出す

 私は中型以上の魚の場合、締める作業をこの段階までにやっていないため、内臓を取り出す前に「鯖折り」をします。鯖折りは、魚のカブトと胴体下部分でつながっている顎をキッチンバサミなどで切断して、カブトと胴体を両手で持って背中方向に折る作業です。成功すると背骨と大きい神経が切断されて、魚が絶命します。ただし、50㎝以上の魚の場合、腕力で鯖折りするのが困難なため、鯖折りを諦めてそのまま内臓を取り出します。内臓を取り出すときは、まず尻ビレのほんの少し頭側にある肛門にキッチンバサミの先端を挿し込んで、腹の皮を顎のあたりまで切り開きます。顎の近くから順に、エラ・肝臓・心臓・胃・腸が続いており、それぞれの臓器はつながっています。また、エラはカブトにつながっていて、腸は肛門の近くにつながっています。丁寧に取り出す場合は、エラとカブトの間で3か所ほどつながっている場所と、腸と肛門でつながっている場所をキッチンバサミで切断します。その他にも胴体につながっている箇所はありそうですが、残りの部分は手で簡単に取り外せます。

下処理における内臓の取り出し方 下処理における内臓の取り出し方

 

 内臓を取り出すと、背骨の手前に白い膜と黒い膜がある魚がいます。これらの膜の名前は私はわかりませんが、食べるようなものではないのでキッチンバサミで取り除きます。一通り取り除いて背骨が完全に見える状態になったら、海水を使って血のりや膜など残っているものを洗い流します。

下処理における腹膜の取り出し方

 

クーラーボックスで冷やす

 内臓を取り出した魚をクーラーボックスに入れます。氷締めをしない場合でも、氷だけでなく海水を入れておきます。海水を入れずに氷に直接魚のみを接触させると、魚の身が氷やけを起こして白くなります。白くなった部分はおいしくなくなります。夏場であれば氷は必須ですが、11月以降の寒い時期の釣りで気温が10度前後であれば、氷なしでも3時間程度は腐る心配はしなくても(たぶん)大丈夫です。釣りが一通り終わって家に帰ってから冷蔵庫で保管しましょう。

 

【釣りと天気】魚が釣れる天気と潮

初めに

 一般的に魚は潮が動いていないときには釣れないと言われます。私が初心者の頃、ある釣具店で小物を買ったとき「これが来年の潮見表です!」と店員さんにプレゼントされたことがあります。渡された潮見表を見たのですが、私には電車の時刻表にしか見えなかったので、ほとんど読まずに倉庫の奥にしまったままにしました。その後、潮の動きなど気にせず、とにかく時間のある時に釣りに行っては一喜一憂していましたが、長時間釣り場で釣りをしていると平均的にどの時間もぽつぽつ釣れるのではなく、ある30分くらいの短時間に突然入れ食いになるような状況が多いことに気が付きました。魚はほとんどの食事を早朝にすると言われており、実際早朝にはよく釣れます。しかし、同じような天気、同じような気温なのに、ある日の朝は爆釣、その翌日はボウズということがあります。
 このような釣れる釣れないの波があるのは、単なる偶然ではなく一定の規則があることを釣りの経験者は知っています。この記事では、私がよく天気や潮の状況を確認するために手軽に使っているYahoo天気予報の潮汐情報2日間のデータを参考にしながら、天気・水温・風速・波の高さ、そして潮をどうやって考察したらいいのかを初心者にもわかるようにまとめてみました。

 

 

天気と潮の考え方

釣りは生き物を相手にする遊びなので、ここから書くことは絶対にそうだということではありません。確率的にそういうことが多い、またはそういうことを考慮する必要がある、くらいの気持ちで最後までお付き合いください。

 

天気

 晴れと曇りの日は、私自身はあまり釣果に違いがあると感じたことはないです。強いて言えば、神戸では南向きで釣りをするケースが多いので、曇りの方が太陽がまぶしくならないメリットがあります。雨の日に釣りに行くのはお勧めできません。これは釣れる釣れないではなく危険だからです。柵のある堤防であれば落下の危険はありませんが、晴れの時の数倍のスピードで体力が奪われていきます。また、夏場は時には落雷の危険もあります。過去に釣り中に落雷で亡くなった方もいるようです。雨の日は魚の警戒心が薄れて釣りやすい、という話も聞きますが、疲れるのが早いと釣れてもあまり楽しくありません。その他、台風の直後の晴天は釣れやすい、という話もあります。私はそういうケースで釣りに行ったことがあまりないので実感はできていませんが、おそらく海水がシャッフルされて餌が魚に取って食べやすい状況にあることが要因になっているのだと思います。

 

水温

 堤防近辺の水深5~20m前後の場所に魚がいるかどうかの最も重要なパラメータです。変温動物である魚は、種類によって適温が異なります。要は、夏から秋に釣れる魚は高水温を好み、冬から春に釣れる魚は低水温を好みます。水温15℃が釣りができる一つの境目と言われています。気温と違って海水は急に温度が上がったり下がったりしませんので、日々チェックしなければならない値ではありません。気象庁から毎日の海水温の状況図が発表されています。

風速

 これは、魚がいるかいないかというよりは、釣りがしやすいかどうかの判断で必要です。風速5m/s以上になると、道糸を長く出すルアーフィッシングは風の影響をもろに受けて非常にやりづらくなります。また、餌釣りだとしても、水面が大きく揺れて当たりがわかりづらくなります。海辺は天気予報に記載されている風速よりも風が強い傾向があります。私は行く気になったら風が強くても行ってしまいますが、7m/sを超えるような予報であれば楽しくなくて結局すぐにやめてしまうことが多いです。

 

波の高さ

 これは風速に連動することが多いパラメータです。1.5mを超えると、釣りがやりづらくなります。

 

 月の引力の影響で刻々と変化する水位のことを潮と呼び、水位が最も高い状態の頂点の時刻を満潮、水位が最も低い状態の頂点の時刻を干潮と言います。約6時間周期で満潮と干潮が訪れると言われます。単位時間当たりの潮位の変化が大きいときは「潮が動いている」と呼び、魚が釣りやすいと言われています。参考までに、以下が2日間の天気と潮汐情報をまとめた表になります。

天気と潮

 

 12/14は小潮、12/20が大潮となっています。小潮は満潮と干潮の単位時間当たりの潮位の差が小さいのに対して、大潮はその差が大きくなっています。また、同じ日でも水位が大きく変わる時間帯とほとんど変化がない時間帯があることがわかります。6時間周期で変化すると書きましたが、12/14の6~9時を見ていただくとわかる通り、極めて短時間で満潮干潮が入れ替わることもあります。
 細かい時間で潮位を取りグラフにすると以下のように分かりやすくなります。横軸が時刻で左から順に0時~24時です。縦軸が潮位となっています。潮が動いている、というのは、このグラフの傾きが大きい状態を表します。12/20は大潮ですが、グラフで見ると傾きが激しい時間は夜明け前と夜更け後であり、日中はほぼ潮が動いていません。このようなときは、大潮だからと言って日中に釣りに行っても、少なくとも潮が動いている状態ではないためあまり釣れないのではないか、と予想できます。朝まづめは潮の状態に寄らず釣れる時間と言われます。そのため、この潮の変化が大きい時間が早朝6時頃に重なると爆釣が期待できます。

潮のグラフ


 朝まづめや夕まづめは実際に釣りをやると明らかに釣果がでるため、朝や夕より真昼間が釣りやすいと主張する人はいません。それに対して、潮の話はいろいろな説があるようで、何か科学的な裏付けがあるわけではなく、中には潮の満潮は釣りやすい」という潮の動きとは真逆の主張も見かけます。また、私の釣りの師匠は、明石海峡のような元々流れが速いところはむしろ潮が止まっているときの方が魚がいる」と言っていました。潮の動きを見るようになれば中級者・上級者の仲間入りだと思いますが、あまりこだわりすぎず予想が当たったらラッキーくらいの気持ちでよいかと思います。

 

最後におまけ

 ここまでまとめておいて、最後に身も蓋もないことを書いてしまいます。中級者以上の釣り人であれば、ここまで書いたことは皆さん概ね知っていると思います。ただ、わかっていても釣りに来てしまうのが釣り人です。私なんかは、潮どころか水温が15℃を下回っていて明らかに青物が回遊していないことがわかっているのに、「1匹血迷って自分のルアーの真横を通過してくれるかも」と、前日に見た天気予報を頭の片隅から追いやって気が付いたら釣り場に到着しています。でもいいんです。釣れなくても。釣り場に来るまでのワクワクした時間も楽しいから。「釣れないことはわかっている。でも俺は釣りがしたいんだよ。」こんな心の叫びが釣り人魂だと思っています。

 

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I know it's hard to catch fish today, but I also can't stop fishing today