くまの100均フィッシング

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【迷惑な釣り人TOP5】実在!釣り場のモラル崩壊アングラー

初めに

 

この前、釣り場でゴミを残したまま帰る人がいて嫌だった!!

 

釣り人の中には、もっと信じられないようなマナー違反をする人がいます。筆者の目撃したことのあるモラル崩壊アングラーを紹介します。

 

 

 長年釣りをしていると、呆れるを通り越して、笑ってしまうような、とんでもない迷惑な釣り人に遭遇することがあります。

 釣りというのは遊びの世界なので、それぞれの釣り人を守るような公的なルールはありません。経験を積むにしたがって得られるマナーを、それぞれの釣り人が習得する必要があります。

 この記事では、筆者が実際に見たことのある、常識外れのアングラーについて面白おかしく紹介していきます。

 

ここからは、筆者の実体験に基づいた筆者の独断ランキングで紹介する。多少偏った内容もあるかもしれないが、「あるある」的な感じで楽しみながら読んでくれ!

 

 

実際にいたモラル崩壊アングラー

【第五位】ナブラ発生で釣り座が無法状態

 これは番外編に回してもいいくらいですが、筆者が結構ショックだった事件なので紹介しておきます。

 ある春の日、朝まづめを狙って、多数のルアーマンが堤防に集まっていました。

 そのとき、たまたま筆者の目の前30mでナブラが発生したのですが、筆者がキャストタイミングを取れなかった隙に、以下のように左右のルアーマンがほぼ同時に斜めにキャストしてきました。

 

 

 この状況だと、左右の二人が回収するまで筆者はキャストすることができません。

 しかも、案の定この二人がお祭りをして、間に挟まれた筆者は何もすることなくナブラが終了しました。

 ナブラを見たら投げたくなるのはわかりますが、ルアーを隣の人の正面を超えて投げるのはマナー違反です。

 

【迷惑な釣り人】

 ナブラを見つけたら、見境なくキャストするルアーマン

 

 

【第四位】深夜に釣り場で喧嘩する

 夜釣りは比較的本気の釣り人が多く、中には穏やかでない人もいます。

 夏の夜釣りで、10mくらいの間隔を開けて、左に大サバ狙いの若者、右にメバル狙いのおじいさんが竿を出していました。

 メバル狙いの年配のおじいさんは、仕掛けを若者の足元近くの壁際まで頻繁に流しています。

 足元が気になる若者は、ヘッドライトでおじいさんの仕掛けを照らそうとしています。

 

 

 すると、おじいさんが、

 

魚が逃げるから照らさんといてくれよ!!

 

 こう言われた若者はいい気はしないはずで、おじいさんに大声で文句を言い返しています

 若者は大サバ狙いで遠投しているため、壁際に仕掛けが流れてきても干渉しあうことはなさそうですが、足元に頻繁に流れてきたら誰だって嫌なものです。

 明け方前から堤防の壁際でメバル狙いをするようなおじいさんは、筆者の経験上釣り年季が長く、釣りが生きがいのような方が多い気がします。

 おじいさんのいい方も悪かったかもしれないですが、いきなりケンカ腰にならず、もう少し温かい目で譲り合って釣り場を使ってほしいものです。

 

【迷惑な釣り人】

 釣り座争いでケンカする人

 

 

【第三位】一級の釣り座を仲間だけで使いまわす

 どのような堤防でも、潮の流れがぶつかりやすい一級の釣り座というのがあるものです。大概は、角に当たる釣り座が該当します。

 人気堤防のそのような釣り座は、秋の釣りシーズンであれば、前日の夜から来ないと使えないことも多いです。

 堤防にいる一部の常連の中には、仲間だけで20~30mの場所を夜明け前から昼過ぎまで占領して、他の人に使わせないようにしてしまう人がいます。

 

 

 釣り座は先行者優先ではありますが、自分が使い終わったら、空いたことに最初に気が付いた釣り人に譲るべきです。

 

【迷惑な釣り人】

 良い釣り座を終日仲間だけで使いまわす人たち

 

 

【第二位】釣り座を探している人が近づくと恫喝する

 本当にこんな人いるの?と思うかもしれませんが、これは筆者のホームグラウンドに実在した有名なおじちゃんです。

 そのおじちゃんは、明け方前に竿を4本とタモ網1本を5m間隔で並べて、その中央後方に自分の椅子を置きます。一人で30m近くの釣り座を占拠します。

 これだけでも相当迷惑ですが、さらに後から釣り座を探している釣り人が近づくと、常人には聞き取れない意味不明の大声をあげて遠ざけようとします

 

 

 怒鳴られた人の中で、勇気のある若者が、

 

あんた一人で場所取りすぎだろ!!

 

と言い返していましたが、おじちゃんはさらに負けじと、夜明け前の堤防中に聞こえるような一方的な文句を言い続けて追い払っていました。

 

【迷惑な釣り人】

 自分の広大な釣り座に近付く釣り人を大声で追い払うおじちゃん

 

 

【第一位】置いてある釣り道具を盗む

 堂々の第一位は、筆者が以前淡路島の某堤防で被害に会った、釣り竿泥棒です。

 

 

 筆者が被害にあった時ですが、当時はいくら夜釣りとはいえ、釣り竿を持っていくような悪い人はいないと油断していました。

 被害にあったのは、夏の夜に大サバを狙っていて、深夜1時頃、休憩のため一時釣り座を離れて駐車場に止めた自分の車で夜食を取っていた時でした。

 30分後に戻ってきたら、二本立てかけてあった竿のうちの一本がリール含めてそっくりなくなっていました

 警察に被害届を出しましたが、まだ出てきていません。

 夜釣りはできれば複数人で行くべきですが、一人で行く場合は釣り座をできるだけ離れないようにしましょう。

 

【迷惑な釣り人】

 タックルを盗む人

 

 

番外:ちょっと気になる釣り人たち

潮の流れの下流側に仕掛けをキャストする

 釣り始めたての人がキャストしたとき、もし右利きの場合は想定よりも右に仕掛けが飛んでいくことが多いです。

 技術の問題であればしょうがないですが、以下の絵のように、意図的に潮の流れの下流側にキャストしてくる釣り人がいます。

 

 

 ルアーフィッシングであればまだ理解できますが、キャストしてしばらく待つ餌釣りは、よっぽど下流側に魚の巣窟がある場合を除いて、上流側に投げるのが定石です。

 

いくら理由を考えても、意図がわからない。誰か教えて・・・

 

 

キャストの都度撒餌が飛んでくる

 これは、少し釣りに慣れてきた人、または子供がやることが多いです。

 十分に混ぜ切れていない撒き餌を投げたり、キャストが雑だったりすると、撒き餌のカスが周りの釣り人に飛んできます。

 

 

 以前、ある堤防にいた若者が、買ったばかりの数万円しそうなクーラーボックスに、隣の老夫婦から撒き餌の粉を飛ばされて激怒しているのを見ました。

 

怒りたいのはわかるが、まずは冷静に「撒き餌が飛んでますよ」と言ってからだな!

 

 

使っている釣り座の横50㎝から入ってくる

 筆者は、釣り場に付いたら、竿1本とタモ網を使って、5~10m程度の釣り座を確保するようにしています。

 普通の釣り人であれば、堤防の手すりに竿が立て掛けてあったら、その左右3mくらいはその人の釣り座と認識してくれます

 しかし、まれにこの常識が通じない方がいます。

 このような方は、特定の場所にこだわりのある人が多く、先行者がいたところで、少しでも釣りができそうなスペースがあれば遠慮なく入ろうとします。

 

 

 筆者の経験上、このような方は比較的年配の方で、悪気はないことが多い気がします。

 

筆者は、「入っていい?」と言われたら、ほとんど断ったことがない。このようなケースは正直困るが、自分が少しずれるなどして入れてあげる余裕があるといいな~

 

 

堤防付近を通過した船と大声で喧嘩する

 明石海峡は狭いため、漁師の方と釣り愛好家が接触することが多いです。

 原則、漁師の方優先ですが、ほとんどの船は釣りの人気ポイント近くで船を通過させないように遠慮してくれます。

 しかし、まれに人気堤防から30m前後の極近くを通過する漁船がいます

 釣りの仕掛けを流しているだけならすぐに回収すればいいですが、飲ませ釣りなどで遠投して仕掛けをほったらかしにしていると、回収が間に合わないことがあります。

 比較的早いスピードで通過する船もいて、堤防の常連のおっちゃんが、そのような船に向かって、聞くに堪えない罵詈雑言を浴びせかけていることがありました。

 

 

 通過するだけなら、せめて堤防から100mくらい離れるくらいの配慮をしてほしいです。

 どちらにしても、堤防から船に向かって大声で文句を言うのは、そもそも聞こえないし、笑えるとしかいいようがないです。

 

そのうち堤防から石でも投げかねない勢いだったぞ!(笑)

 

 

パチンコの勝ち自慢を始める

 これは番外中の番外です。別に迷惑ではありません。

 筆者もたまに時間つぶしでパチンコをやることはあります。気のせいかもしれませんが、釣り人はパチンカー率が高い気がします。

 

 

 魚がヒットしたときと、パチンコで大当たりしたときで、脳内に出てくるドーパミンの様子が似ているからなのかもしれません。

 

迷惑ではないが、釣れないからといって、大声でパチンコの勝ち自慢をするのは恥ずかしいからやめてほしい・・・

 

 

最低限守るべきマナー

  この記事では、極端に常識から逸脱している釣り人、及びそんなに迷惑でもないけどちょっと気になった釣り人を紹介しました。

 今回の特殊な例以外に、釣りには暗黙の了解となっているマナーがあります。

 マナーについては別の記事でまとめているので、特に釣り経験の浅い方は一度読んでおいてほしいと思います。