初めに
明石海峡周辺で11月に最も釣りやすい魚はグレです。今回は、早朝からグレのかご釣り仕掛けをやってきました。
例年、この時期になると、筆者のホームグラウンドの堤防では、かごを使ってグレを狙う人を多数見かけます。しかし、なぜか今年はかごでグレを狙っている人が少ないようです。
ただ、フカセ釣りで狙っている人は結構釣れていると聞いています。つまり、グレはいるにはいるが、例年よりも活性が低くなっているようです。
釣りの準備
天気と潮
- 日付・・・2022年11月下旬(早朝~昼)
- 場所・・・明石市沿岸
- 天気・・・晴れ
- 風・・・1~4m/s
- 気温・・・最高:19℃、最低:10℃
- 水温・・・18~19℃
- 潮・・・中潮
タックルと仕掛け
- 釣法・・・かご釣り(オキアミ使用)
- 竿/ロッド・・・ダイワ リバティークラブT20-360
- リール・・・ダイワ レガリス4000D-CXH
- 道糸/ライン・・・PE2号+ナイロン4号(20m)
- ウキ・・・ウメズ 遠投ウキスカッド6号
- ハリス・・・ダイヤフィッシング BOSMENT(フロロカーボン2号)
- 針・・・がまかつ 伊勢尼7号
使用したエサまたはルアー
集魚剤とオキアミを、釣り場の目の前の釣具店で準備します。
まず、集魚剤は、下の商品を利用しました。集魚剤は、だいたい2kg以上で売っていることが多いですが、かごで使う場合は多すぎて使い切れないです。
今回買ったのはマルキューの商品ですが、店頭に並んでいたものの中で一番安かったため選びました。これを半分だけ使います。
通販では店頭よりもっと安く買えるようです。
準備
今回のかご釣りで使うかごとウキは、ウメズで揃えてみました。
まず、かごは6号の「レッドカーゴ」です。このかごは、筆者がいろいろなメーカーの商品を購入した中で、お勧めできるものの一つです。
このかごは、撒き餌をセットしたときにふたを閉めるゴムが付いていて、キャスト後水中で開く仕組みを持っているため、挿餌と撒き餌が同調しやすいです。
この水中で開く仕組みを持っているかごは、筆者の知る限り、ウメズかKAIKOしか製造していません。
詳しくは、以下のインプレの記事にまとめています。
次に、ウキはウメズの「遠投かごスカッド」を使います。筆者が初心者の頃から愛用しているシリーズで、軽くて投げやすく、視認性もいいです。
こちらも詳しくは、以下のインプレの記事にまとめています。
実釣記録
釣り開始 ・・・6:00
釣り場には夜明け前からいたのですが、グレは昼行性の魚なので、夜明けまで待ちます。
夜明け前に、胴付き仕掛けに青虫を付けて待っていたら、アナゴが掛かりました。
アナゴは、捌くのが難しく、丸焼きにしても小骨が多く食べにくいです。とりあえず、今年初めてのアナゴなので持ち帰ります。
ファーストヒット ・・・6:30
かご釣りスタートして3投目くらいにすぐにきました。
サイズは測っていませんが、25㎝くらいだったと思います。
フグ襲来 ・・・7:00
ファーストヒット以降ですが、キャストするとすぐにウキに反応があるにもかかわらず、全く沈んでくれません。
と思ったら、10分おきくらいにクサフグがヒットします。
どうも、この時間帯フグが沸いているようで、グレに気が付いてもらえる前に、フグがあっという間に餌を平らげてしまっているようです。
こういう時は、かご釣りだと対処が難しい・・・。フカセ釣りにした方が良かったかも。
付け餌は毎回なくなっています。フグは上手に針を避けて食べますが、たまに失敗した個体がヒットしてきます。
サイズアップ ・・・10:00
フグが少し落ち着いてきたあたりで、ようやく2匹目が掛かりました。
若干サイズアップしましたが、30㎝はなさそうです。
【ワンポイント(針のサイズがでかい)】
今年初めてのグレ狙いで、なかなか釣果が伸びなかったところ、この堤防のベテランのおっちゃんがこんなアドバイスをくれました。
針がでかすぎるで・・・、サビキ針くらいでええんや。
このおっちゃんは、最近筆者のホームグラウンドで仲良くなった方で、先日はフカセ釣りでグレを50匹釣ったようです。
筆者の使っている伊勢尼7号は、目測で縦横5㎜くらいです。
たしかに、グレは口が小さいので、真鯛などに比べると針を小さくしてはいますが、おっちゃんに言わせれば伊勢尼7号でも大きすぎるようです。
去年まではこれでも問題なかったのですが、食いが渋い今年は、もう一段階小さくした方が良いのかもしれません。
実釣の感想
今回の釣行は、約4時間でグレ2匹、といういまいちな結果になってしまいました。
ただ、この時期、堤防の近くまでかなりの数がいることも確認できました。
下の記事で紹介した通り、グレが一番簡単に釣れるのはかご釣りであることは間違いないのですが、食いが渋いときや餌取りがいるときは、なかなか対処が難しいです。
次回は、針のサイズを小さくして、それでも食いが悪そうであれば、フカセ釣りにチャレンジしてみようと思います。