くまの100均フィッシング

くまの100均フィッシング

100均を使ってお金を掛けずに大きな釣果

【7月の釣り】サバゲーからのサビキで豆アジが鈴なり

初めに

 

 今回の釣行は、夏の名物大サバ狙いから、明け方前にサビキでアジを確保して、最後に飲ませで青物狙い、という忙しい計画です。

 今年の大阪湾から明石海峡周辺ですが、堤防からの青物は去年に比べてかなり渋く感じます。といっても、船釣りをやっているマンボ師匠に聞くと、

 

ツバスがアホみたいに釣れている

 

とのことで、青物がいないわけではなく、どうも浅い場所に来ていないだけのようです。岸からのルアーでも、堤防全体で1,2匹くらいは毎日上がっているようで、まったくいないわけではないです。

 今回はより確率の高い、飲ませ釣りで勝負します。

 ところで、前回の釣行で、3年近く大事に使っていたダイワのレガリス4000D-CXHが故障してしまいました。

 これだけ長く愛用していると、個人的には値段以上の価値があります。修理に出しましたが5000円で直るかわからない、とのこと。

 そこで、今年出てきた新製品、ダイワの22カルディアSWを購入しましたので、使ってみた感想も紹介します

 

 

釣りの準備

天気と潮

  • 日付・・・2022年7月上旬(深夜~早朝)
  • 場所・・・淡路島北部
  • 天気・・・曇り時々雨
  • 風・・・1~5m/s
  • 気温・・・最高:30℃、最低:25℃
  • 水温・・・23~25℃
  • 潮・・・中潮

 

タックルと仕掛け

  • 釣法(その1)・・・ウキ釣り一本針
  • 竿/ロッド・・・ダイワ リバティークラブT20-360
  • リール・・・ダイワ 22カルディアSW5000D-CXH
  • 道糸/ライン・・・PE2号+ナイロン4号(20m)
  • ウキ・・・ウメズ 遠投飲ませV10号
  • ハリス・・・ダイヤフィッシング BOSMENT(フロロカーボン3号)
  • 針・・・がまかつ 伊勢尼11号

 

 

  • 釣法(その2)・・・サビキ釣り(下カゴ)
  • 竿/ロッド・・・ダイワ リバティークラブT20-360
  • リール・・・ダイワ 22カルディアSW5000D-CXH
  • 道糸/ライン・・・PE2号+ナイロン4号(20m)
  • ウキ・・・ウメズ 遠投飲ませV10号
  • サビキ・・・Hayabusa 飛ばしサビキ ケイムラサバ皮 5号

 

 

  • 釣法(その3)・・・飲ませ釣り(ウキ釣り仕掛け)
  • 竿/ロッド・・・ダイワ リバティークラブT20-360
  • リール・・・ダイワ 22カルディアSW5000D-CXH
  • 道糸/ライン・・・PE2号+ナイロン4号(20m)
  • ウキ・・・ウメズ 遠投飲ませV10号
  • ハリス・・・ダイヤフィッシング BOSMENT(フロロカーボン5号)
  • 針・・・がまかつ トレブルRB-MH4号

 

 

使用したエサまたはルアー

 まずはサバゲー用の餌です。

 いつもの魚屋さんに行ったところ、時間が早かったせいかたまたまキビナゴがありました。そのため、今日はキビナゴとイワシで、大サバに味比べしてもらいます。

 
 サビキに使う撒き餌は、前回余ったアジ用の集魚剤に、アミエビのブロックを加えます。

 

 撒き餌は、いつもどおりダイソーのプラスチックカゴに入れて、海水を加えて混ぜます。

 

準備

 今回の釣行は、リールが新しくなったこと以外に、電気ウキで新たな試みをしてみました。

 まずは、購入したての22カルディアSWについてです。

 外観は下の写真の通り、黒を基調としており、デザインは特に気に入っています。また、このシリーズ、4000番以上は丸ハンドルを採用しているようです。

 

 故障したレガリス4000D-CXHには逆回転レバーがついていましたが、カルディアSWにはついていません。少しでも軽量化するため、最近は逆回転レバーはついていないのが主流のようです。

 

【ワンポイント(22カルディアSWの使用感)】

 まだ1回の釣行でしか使っていませんが、使い倒してきたレガリス4000D-CXHとカルディアSW5000D-CXHで感じた違いを書いておきます。

 

  • ドラグが出た時の音が違う

 私はドラグは比較的緩めにしておくのですが、実際にドラグが働いた時、カルディアSWはドラグ音がレガリスと違いました。

 レガリス「カリカリカリ・・・」

 カルディア「シャーシャー・・・」

 レガリスは、歯車が回転したときの何かの抵抗のような音がするのに対して、カルディアはその歯車っぽい音が全くしません。

 詳しいことはわかりませんが、ドラグが出ない状態から出る状態に移行するとき、カルディアの方がより滑らかだと感じました。

 

  • 道糸やウキ止めがリールの近くでトラブルにならない

 今回の釣行ではウキ止めゴムを使っています。レガリスでウキ止めゴムを使うと、ベールの溝にゴムが挟まってトラブルになることがあります。

 たまたまかもしれませんが、今回は8時間近くカルディアを使い倒しましたが、リールでライントラブルが発生することは1回もありませんでした。

 

 

 夜が明けたら飲ませ釣りをしたいと考えていたため、仕掛け交換をスムーズにするため、飲ませ用の遠投自立ウキを使いました。

 このウキは電気ウキではないため、以下の写真のようにウキトップに付けるLEDを購入して、ケミカルライトを入れる穴にLEDを固定します。

 

 念のため、テープで固定して、より外れにくくしておきます。

 

 

 

 

実釣記録

釣り開始 ・・・22:00

 今年明石海峡に回ってくる大サバですが、去年のものに比べると味が良くなっている気がします。

 

毎日食べても飽きないくらいおいしい。

 

 ということで、なんとか3匹は持ち帰りたい、と思っていたら、すぐに来ました。

 

 35㎝弱と大サバにしては若干小ぶりですが、とりあえずこれでボウズ逃れとなりました。小ぶりな割には堤防際で激しく抵抗してきましたが、新リールのおかげか、バラさずにうまく抜き上げ出来ました。

 

 回遊が来ていたようで、すぐに2匹目ヒットです。今度は35㎝オーバーで食べ応えありそうです。

 

やっと2回目の回遊 ・・・2:30

 その後、日付が変わってもなかなか回遊が来ない状況でしたが、ようやく3匹目ヒットです。若干小ぶりです。

 

サビキ釣り開始 ・・・4:00

 気が付いたら夜明けが近づいてきたので、大サバ用の餌は余っていましたが、仕掛けを変更してサビキ開始です。

 撒き餌用のカゴは金属網タイプを使います。自立ウキを使っているので、重り無しでいきます。

 

 

 サビキのサイズは5号としました。100均のものを使ってみたかったのですが、時間がないので、より確実なHayabusaのケイムラ5号を使います。

 

飲ませ釣り開始 ・・・5:00

 サビキ開始して10分くらいで、あっという間に15匹豆アジゲットです。飲ませで使うため、ダイソーバケツに入れてぶくぶくで生かしておきます。

 

 その後、ウキ釣り仕掛けの飲ませ釣りを豆アジがなくなるまでやりましたが、無反応でした。近くにルアーマンもいましたが、回遊していなかった感じです。

 

 

実釣の感想

 今回のサバゲーは、電気ウキが走ったのが3回、バラシ0回、引き上げたのは3回でした。たまたまかもしれませんが、今回は新リールのおかげか、一度もばらすことなく、ヒットしたらすべて取り込みまで行きました。

 次に、サビキ釣りは、1時間で小サバ1匹、豆アジ20匹でした。

 最後にやった、飲ませ釣りは、残念ながらボウズに終わりました。

 

 釣具店でも聞いたのですが、今年のアジは小ぶりのようです。去年のこの時期の夜明け前のサビキでは、15㎝以上のものがぽつぽつ掛かっていましたが、今年は一口サイズばかりです。

 写真の豆アジは飲ませで帰ってきた20匹です。油でカリカリに揚げて、酒のつまみでおいしくいただきます。