くまの100均フィッシング

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初心者向けの釣りの技術情報、100均アイテムを使った工夫などを紹介をします。

【釣り初心者向け】堤防から太刀魚を釣るための準備と3種類の釣法

初めに

 

太刀魚が堤防から釣れるって聞いたけど・・・

餌だけでなくルアーでも狙ってみたい

 

こんな釣り初心者の悩みにお答えします。

 

 

 太刀魚は、夏から秋に堤防から簡単に釣れておいしい魚の代表格です。餌でもルアーでも釣れて、シーズン中に正しい釣り場で正しい釣り方をすれば、ボウズになることはほとんどないくらい簡単です。

 ただ、太刀魚を釣る上では、あらかじめ注意しておきたいことが2つあります。

  • 堤防から釣る場合は夜釣りになる
  • 歯が鋭いので、切られない工夫が必要

 

 これらの特徴となる注意点を踏まえて、この記事では、高級魚である太刀魚を釣る上で必要な道具、及び仕掛けの作り方と釣り方についてまとめてみました。

 

 

太刀魚の釣れる時期と場所

 太刀魚の釣れる時期は地域によって差があります。私のホームグラウンドである大阪湾から明石海峡周辺では、例年8~10月に釣果情報が出ています。

 太刀魚は釣れだすと、多くの釣り人が釣果情報を流し始めます。関東や九州など、私が知らない地域のシーズンを確認したい場合は、近所の釣具店で確認して教えてもらいましょう。

 

 太刀魚を狙うときは、潮通しのよい外洋を選びます。シーズン中で、大阪湾から明石海峡周辺の釣り場として認知されている堤防であれば、大概は接岸しています。

 

 

太刀魚狙いに必要な道具

 太刀魚はどのような釣り方であったとしても、堤防からであれば夜釣りになります。夜釣りに必要な明かりを確保する道具として、以下の2点を準備しましょう。

  • ヘッドライト ・・・100lm以上のもの
  • ランタン ・・・キャンプ用品と同じ(ヘッドライトで代用可)

 

 ヘッドライトは、電池式とUSB充電式があります。基本はUSB充電式を使い、予備で電池式を持っていると安心です。私は、以下のUSB充電式を3個持って使いまわしています。

 

 

 夜釣りでヘッドライトやランタンを使うとき、明るいランタンを付けっぱなしにしたり、ヘッドライトの光で海面を照らしっぱなしにする人がいます。ライトを付けるのは必要最低限にすることを心がけましょう。

 明るすぎる光は他の釣り人にとってまぶしいだけでなく、夜間に海面を光で照らすと魚が逃げてしまいます。

 夜釣りをする人は比較的ベテラン釣り師が多く、マナーに厳しい人や自分の釣りを邪魔されて感情的になる人も少なくありません。

 

筆者でも夜釣りしていると気になることがある・・・

 

 釣り場でライトが原因で口論になっている現場は、筆者も何度か見たことがあります。トラブルに巻き込まれないように、このあたりのマナーは理解しておきたいところです。

 

 

 

 夜釣りに必要な道具以外は、バケツ・ハサミ・クーラーボックスなど昼間の釣りでも持っていくものと同じです。

 中でも必要不可欠な道具が、フィッシング用プライヤーです。太刀魚は歯が鋭いため、素手で魚の口に掛かった針を外すのは危険です。必ずプライヤーで針を外すようにしましょう。

 

 

太刀魚を餌釣りで狙う場合

準備するタックル

 太刀魚の餌釣りで準備する道具は、ウキ釣りで準備する道具とほとんど同じです。それに、夜釣りで必要な道具、ハリスを切られないための道具が加わります。

  • 竿 ・・・投げ竿が最適だが、他の竿でも問題ない
  • リール ・・・スピニングリールなら何でも良い
  • 道糸 ・・・ナイロン100m以上、太さは2~3号
  • ウキ ・・・電気ウキが最適、ケミカルライト対応のウキでも可
  • ハリス ・・・フロロカーボン1.5m程度、太さは2~5号
  • ワイヤー ・・・5~10㎝
  • 針 ・・・伊勢尼10~14号、またはトレブルフック8~10号
  • ケミカルライト ・・・50または75mm
  • その他小物 ・・・ウキ止め、しもり玉、スナップ付きサルカン、重りなど

 

 電気ウキは様々なメーカーから発売されていますが、国産で一番有名なメーカーは富士灯器です。品質の悪い電気ウキは、電池の接触が悪く頻繁に明かりが消えます。

 

 

 

 ケミカルライトは、25,37,50,75㎜の長さのものがあります。釣具店で買うこともできるし、最近では100均でも売っています。

 

 25,37㎜は、餌釣りではあまり使用しません。

 50,75㎜は、ウキ釣りのハリスの途中に装着します。下の写真のように、プラスチックのチューブをハリスに通して、そのチューブを使ってケミカルライトを固定します。

 

 ワイヤーは、太刀魚にハリスをかみ切られるのを防ぐために使用します。ハリスを太くすることで噛み切られるリスクを減らすこともできるので、ワイヤーが必要不可欠ということではありません。

 

 ワイヤーがあれば噛み切られる心配がなくなる代わりに食いつきが悪くなり、ワイヤーがなければ食いつきが良くなる代わりに噛み切られるリスクがあります。

 ワイヤーには長いものと短いものがありますが、こちらも長いものの方が切られるリスクがより低くなる代わりに、食いつきが悪くなります。短いものはその逆です。個人的には、長くても10㎝もあれば十分だと思います。

 

準備する餌

 太刀魚は、夜釣りで狙える魚の中で特に光に対して強く反応します。そのため、餌は胴体に光沢があるものを使用します。

 最も良く使われるのがキビナゴです。下の写真のように、釣具店にある匂いを強くする加工をしたものや、魚屋さんで売っているものでも問題ありません。

 

 その他、イワシやサンマなども餌として使用できます。魚屋で購入する場合は、無加工のものを選んで、釣り場でハサミを使って1㎝角に刻んで使用しましょう。

 

仕掛けの作り方

 

太刀魚をルアーで狙う場合

準備するタックル

 太刀魚のルアーフィッシングで使うタックルは、ショアジギングとほとんど変わりありません。ルアーの部分だけ専用の道具を使用します。

  • ロッド ・・・10~30g程度が投げられる硬さのもの
  • リール ・・・スピニングリールなら何でも良い
  • 道糸 ・・・1号以上のPEライン
  • リーダー ・・・フロロカーボン5号程度
  • ルアー ・・・ジグヘッド1oz前後+ソフトルアー
  • ケミカルライト ・・・25または37、50または75mm
  • その他小物 ・・・スナップ

 

 ルアーは、釣具店に行くと太刀魚コーナーがありますので、そこでヘッドとソフトルアーを購入しましょう。セットで売っているものもあります。

 

 慣れたら、100均で売っているものでも大丈夫です。太刀魚用で売られているジグヘッドでもいいし、ダイソーVJでも問題なく釣れます。

 

 

 ジグヘッドには重さの違う商品が多数ありますが、堤防から狙う場合は20g前後が使いやすいと思います。

 ここで一つ注意点として、なぜかタチウオ用のジグヘッドだけは重さ表記が「oz(オンス)」という分かりにくい単位になっています。1oz=28gだけ覚えておきましょう。

 

 ケミカルライトは、25,37,50,75㎜、いずれも使いどころがあります。

 25,37㎜は、ルアー本体に装着します。太刀魚用のソフトルアーには、穴が2個開いていて、そのうち1個がケミカルライト用、もう1個がジグヘッド固定用となっています。

 

 50,75㎜は、使うとしたらリーダーの途中に装着します。ただ、ルアー本体に付けているのであれば必須ではありません。

 

 なお、ルアー仕掛けの場合も、太刀魚がリーダー部分に噛みついて切られるケースがあります。心配な場合は、ルアーの上にワイヤーを取り付けることで切られるリスクを低減できます。

 

 下の写真のような、メタルジグにあらかじめケミカルライトが取りつけることのできる穴が付いているものもあります。食いつきはいまいちですが、遠投をしたい場合には選択肢の一つにできます。

 

 

仕掛けの作り方

 

ワインド釣法

 ジグヘッドにソフトルアーを付けて、キャストしたルアーを巻きながらロッドで軽くアクションを入れることでルアーを上下左右に小刻みに動かす釣法のことを、ワインド釣法と言います。

 一般的なルアーフィッシングでいうと、低速タダ巻き+トゥウィッチ、のようなロッド操作になります。

 


 太刀魚は捕食が苦手と言われており、巻き取り速度は低速が基本です。基本低速タダ巻きとし、時々ロッド操作で軽くルアーに不規則な動きを加えます。

 太刀魚は接岸しているとき、夜釣りでも目視で水面近くに数匹が群れになっているのを見ることができます。そのため、狙うタナは表層から開始し、反応が悪ければ少しずつ深くします。

 

青物狙いのジギングと違って、太刀魚は堤防の壁ギリギリでも食いついてくることがある。堤防から20m程度であっても、雑に回収せずに最後まで慎重に巻取りしよう。

 

 

太刀魚をテンヤで狙う場合

準備するタックル

 テンヤは、餌釣りとルアーフィッシングの中間的な釣法です。タックルの構成は、ショアジギングとほとんど変わりありません。ルアーの代わりに、ヘッドに小魚をワイヤーで固定したルアーもどきを付けます。

  • ロッド ・・・10~30g程度が投げられる硬さのもの
  • リール ・・・スピニングリールなら何でも良い
  • 道糸 ・・・1号以上のPEライン
  • リーダー ・・・フロロカーボン5号程度
  • タチウオテンヤ ・・・長さ10~15cm、重さ20g前後
  • ケミカルライト ・・・50または75mm
  • その他小物 ・・・スナップ

 

 タチウオテンヤは、下の写真のようなキビナゴなどの生餌を固定するためのトゲのついた本体と付属の針金を使います。餌を3か所程度あるトゲに差し込み、針金でぐるぐる巻きにして固定します。

 

 ぐるぐる巻きにしたとき、シッポ部分は極力自由に動けるようにして太刀魚へのアピール力を上げます。シッポが千切れたら餌を交換します。

 タチウオテンヤには様々なサイズがありますが、堤防から狙う場合は全長10~15㎝程度のものを選びましょう。

 

 ケミカルライトは、25,37,50,75㎜のうち、50,75mmを使用します。

 50,75㎜は、リーダーの途中に装着します。装着方法は、ウキ釣り仕掛けの場合と同様です。

 

準備する餌

 餌は、タチウオテンヤにサイズを合わせる必要があります。キビナゴ・イワシ・ドジョウを付けることが多いですが、サイズが15cm前後の小魚であれば他の魚種でも使えます。

 

使う餌によって、食い付きの良さや餌持ちの良さが微妙に異なる。釣り場に何種類か持って行って、交換しながら釣果の違いを楽しもう。

 

仕掛けの作り方

 

テンヤを使った誘い方

 テンヤを使った場合も、ワインド釣法と操作はほとんど同じです。低速タダ巻き+トゥウィッチ、のようなロッド操作になります。

 

 

 巻き取り速度や狙う棚に対する考え方もワインド釣法と変わりありません。