初めに
これからエギングを始めてみようかな?
そのような方に向けて、エギング初心者である筆者が最初の一杯を釣り上げるまでにやったことを紹介します。
筆者は、去年までエギングというのをやったことがありませんでした。
この記事では、2022年の秋からエギングを始めた筆者が、最初の一杯を釣り上げるまでの履歴を紹介します。
これからエギングを始めたいと考えている方、エギングをやっているけどまだ一度も掛かったことがない方、そのような方の参考になれば幸いです。
筆者がこの文章を書いている時は、本当に一杯も釣れたことがない。一杯が釣れるまで記録を都度下書き更新して、釣れたタイミングで公開したぞ。
タックルと仕掛け
- 釣法・・・エギング
- 竿/ロッド・・・大阪漁具 スキッドアオリRX2
- リール・・・ダイワ 20クレスト4000-CXH
- 道糸/ライン・・・PE0.6号
- リーダー・・・ダイヤフィッシング BOSMENT(フロロカーボン2号)
下の写真がエギングロッドと使用しているリールです。
ロッドは安くて使いやすいです。
リールは、だいぶ前に買ったダイワのクレスト4000番が倉庫に眠っていたので、これにPE0.6号を巻いて使いました。
エギングに慣れている人からみたら、4000番のリールは重すぎるといわれるかもしれない。ただ、道具に凝りだすのは、一杯目を釣ってからだ!
エギングの実釣
初回釣行
懇意にしている釣具店に初心者お勧めの釣り場を聞き取りしたところ、某海岸近くの防波堤が穴場とのことです。
事前に聞いた話だと、防波堤の上は歩けるとのことでしたが、満潮時には水没していました。
1時間ほど餌木を投げてはしゃくってみましたが、反応なし。
【釣果情報】
- 時期・・・9月上旬夕方
- 場所・・・神戸市内某海岸付近の防波堤
- 水深・・・1m前後
- 釣れたイカ・・・0杯
- ロストした餌木・・・0個
2回目の釣行
筆者のホームグラウンドで太刀魚の夜釣りをしていたところ、内海側でエギングをしていた3人組が2時間ほどで数匹釣り上げていました。
確実にイカがいるようなので、その数日後筆者も内海側でエギングをしてみましたが無反応でした。イカはいるはずなので、これは技術の問題か?
900円ほどのシャロ―用の餌木を投げていましたが、根掛かりして初めてのロストとなりました。
【釣果情報】
- 時期・・・9月上旬夜間
- 場所・・・明石市内某堤防の内海(筆者ホームグラウンド)
- 水深・・・1m前後
- 釣れたイカ・・・0杯
- ロストした餌木・・・1個
3回目の釣行
筆者の会社の同僚で、エギングが上手い方に最近釣果を出した釣り場を紹介してもらいました。
ここは神戸市内では有名な釣り場ですが、漁港内のためか秋の日中でもそれなりに釣り座は空いています。
真昼間に漁港内を移動しながら餌木を投げていましたが、この日も無反応でした。
【釣果情報】
- 時期・・・9月下旬日中
- 場所・・・神戸市内某漁港内
- 水深・・・推定3m前後
- 釣れたイカ・・・0杯
- ロストした餌木・・・0個
4回目の釣行
筆者のホームグラウンドの仲良しのおっちゃんに聞いたところ、東側の内海にエギング釣果が良く出ている岩場があるとのこと。
Googleマップで確認したところ、内海の割に水深があって確かに良さそうです。
夕方、現地に到着したところ、エギングをしている人がすでに3人ほどいたので、これは期待できそうです。
2時間ほど投げていましたが反応なし。周りのエギンガーも掛かっていないようでした。
今回も600円ほどの餌木が、遠投して着底直後に根掛かりしてロスト。根掛かりを外そうとして引っ張ったら、餌木だけでなくPEラインも30mほどなくなりました。
エギングは底を取るのが大事と言いますが、釣り人にとって大事なのか、餌木メーカーにとって大事なのか、よくわからなくなってきます。
萎える・・・
【釣果情報】
- 時期・・・9月下旬夕方
- 場所・・・明石市内某堤防の東側の内
- 水深・・・推定2m前後
- 釣れたイカ・・・0杯
- ロストした餌木・・・1個
5回目の釣行
筆者の良くいく釣具のポイントの副店長に相談して、イカがいつまでたっても釣れない悩みを聞いてもらいました。
副店長が言うには、内海ではなく外海を狙ってはどうか、とのこと。
また、別の女性スタッフの方は、
最近の夜釣りは、太刀魚とイカの時合が交互に来るんですよ~
という贅沢な話をしています。
今度こその意気込みで、ホームグラウンドの外海で餌木を投げていたら、今度は原因不明の高切れ発生。夜だから、何が起こったのか一瞬わかりませんでした。
安物のPEラインが悪い?
【釣果情報】
- 時期・・・10月上旬夜間
- 場所・・・明石市内某堤防の外海側
- 水深・・・推定8m前後
- 釣れたイカ・・・0杯
- ロストした餌木・・・1個
6回目の釣行(最終章)
5回目と同じ、いつものホームグラウンドに太刀魚を釣りに行きました。
前回と違い、まだぼんやりと明るい夕方だったので、まだ太刀魚を始めるのは早いです。そこで、ダメ元でまた餌木を投げてみました。
その2投目・・・
ん・・・?根掛かり?あれ巻ける・・・巻ける根掛かり???
夕方でほとんど見えなかったのですが、水面近くまで巻いたタイミングで、スミを吐いて確信しました。
上がってきたのは、20㎝前後の「トンカツ」と呼ばれているサイズではないかと思います。
使っている餌木は、釣具のポイントのオリジナルブランド(TAKAMIYA)から出ている「EgiBomber」という製品です。
写真を撮り忘れたのですが、同じシリーズのサイズと色違いのものを持っていたので、参考までに載せておきます。
釣具専門店が製造している餌木にもかかわらず、格安で提供されているぞ。
ハサミで胴体と足を締めてクーラーボックスに入れます。嬉しい初めての一杯をゲットすることができました。
【釣果情報】
- 時期・・・10月上旬夕方
- 場所・・・明石市内某堤防の外海側
- 水深・・・推定8m前後
- 釣れたイカ・・・1杯
- ロストした餌木・・・0個
最初の一杯を釣って思うこと
エギングは、筆者と同様に、最初の一杯目に巡り会うまでに時間が掛かる人が多いようです。
それまで、場所・時間・餌木・技術、いろいろなものを変えて試行錯誤するものですが、結局はあきらめずにやり続けることが大事だと感じました。
まだ釣れていない人が、気になっていることを答えていきます。
最初の一杯を釣ったときに、何かいつもと違うことをした?
してない。
ヒットしたときはどんな引き方だったの?
ぐいっと来るちょっとした違和感があったくらい。夜はかなりわかりづらい。水面に出てくるまで確信が持てなかった。
どこでヒットしたの?底?中層?表層?
たぶん中層だと思う。キャストして最初に底についてから中層まで一気にしゃくって、そのフォールで抱いた感じ。
夜釣りで餌木が底に着いたタイミングはわかる?
自分にはわからない。特に、流れのあるポイントでさらに夜だと難易度が高いと思う。そのため、キャストして毎回10秒程度待ってからしゃくるようにしてた。10秒で底に着いていたかどうかは不明。
【まだ最初の一杯に会えない君へ】
- 根掛かりで餌木ロストを繰り返すと、財布にも環境にもよくない。無理に底を取らずに、中層付近を狙ってみよう。
- 釣れないからと言って、高価な餌木を何種類もコレクションするのはやめよう。なぜか、高価な餌木の方がロストすることが多い。
- 何か特別なことをする必要はない。あきらめずに投げ続ければ、いつかイカは抱いてくれる。