くまの100均フィッシング

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【堤防から釣れる魚】レア度・食味・時期|実釣結果を一覧で紹介!

初めに

 

 この記事では、私が釣った魚の紹介をしたいと思います。新しい魚種を釣ったら、その都度この記事を更新します。

 ブログを始める前に釣り上げた魚の写真もありますが、あえてここではブログ開始以降釣れた魚だけを取り上げたいと思います。

 それぞれの魚は、レア度(1★☆☆~3★★★)、食味(1★☆☆~3★★★)で評価しています。

 

釣った魚の紹介

一覧

 私が明石海峡周辺で釣った実績のある時期に○△を入れています。○は他の時期に比べると簡単、△は釣れたことはあるが難易度が高いことを表しています。

 春は4~6月、夏は7~8月、秋は9~11月、冬は12~3月くらいと考えてください。

 レア度と食味は、大阪湾から明石海峡周辺で釣りをしている、私のイメージです。地域や個人によって若干違いがあると思います。

 

  レア度 食味
スズメダイ ★☆☆ ★☆☆ ×
アジ ★☆☆ ★★☆ ×
グレ ★★☆ ★★☆ ×
真鯛 ★★☆ ★★★
チヌ ★★☆ ★★☆
アナハゼ ★★★ ★☆☆ ×
コブダイ ★★★ ★☆☆
ハマチ・メジロ ★★☆ ★★★
サバ ★☆☆ ★★☆ ×
イワシ ★☆☆ ★★☆ ×
カマス ★★☆ ★★☆ × ×
シイラ ★★★ ★☆☆ × ×
太刀魚 ★☆☆ ★★★ × ×
イカ ★★☆ ★★★ × ×
アナゴ ★★☆ ★★★ ×
メバル ★☆☆ ★★☆
ダツ ★★☆ ★☆☆ ×
エイ ★☆☆ ★☆☆ ×
タコ ★★☆ ★★★ ×
ウリボウ ★☆☆ ★☆☆ × ×
ヒラメ ★★☆ ★★★ ×

 

 

スズメダイ

  • レア度 ★☆☆
  • 食味 ★☆☆
  • 釣れる時期 通年

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 堤防でサビキ釣りなどで撒き餌をすると、真っ先に集まってくるのがこの魚です。

 大きさは10~20㎝ですが、大きさの割に引きが強く、釣りの初心者が最初に釣りあげて喜ぶことが多いです。

 骨が固く太いため、食用にはあまり向いていません。ただ、九州のほうの郷土料理では食べる習慣があります。

 よっぽど調理に自信がない限りは、その場でリリースしてあげましょう。

 

 

アジ

  • レア度 ★☆☆
  • 食味 ★★☆
  • 釣れる時期 通年

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 レアではないですが、ある程度の経験者でも釣ってうれしい魚がこのアジです。飲ませ釣りの餌としては人気ナンバー1の魚です。

 私の釣りの師匠によれば、「結局一番うまい魚はアジ」とのこと。私もそう思うのですが、釣りあげるアジは15㎝前後の食べる部分が少ないものが多いです。

 30㎝を超える尺アジと呼ばれるものは、なかなか堤防から釣ることはできません。

 

 

グレ(メジナ)

  • レア度 ★★☆
  • 食味 ★★☆
  • 釣れる時期 晩秋と初夏

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 体全体が青みがかった黒で、比較的寒い時期に旬を迎える魚です。代表的な釣法はフカセ釣りですが、私はより手軽なカゴ釣りで狙います。サビキ釣りにも20㎝前後の小さいサイズがたまにかかってきます。

 

 

真鯛

  • レア度 ★★☆
  • 食味 ★★★
  • 釣れる時期 秋から初冬、春

魚図鑑の真鯛

 秋の終わりころ、だんだんと堤防で釣れる魚が少なくなってくる中で最後まで遊んでくれるのが真鯛です。関西では20㎝以下のものは「チャリコ」と呼ばれて、堤防際でも頻繁にかかります。

 大型のものは冬から春、数を釣りたければ夏から秋がベストシーズンです。

 写真の真鯛は30㎝弱ありますが、このサイズになると水深10m以上あるポイントにいることがほとんどで、若干遠投が必要になります。グレを狙っていると同じ仕掛けでたまに掛かることがあります。海底近くにいるため、タナはグレよりも深めに取ってください。

 

 

チヌ(黒鯛)

  • レア度 ★★☆
  • 食味 ★★☆
  • 釣れる時期 通年

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 通年釣れますが、最も釣りやすいのは冬の終わりからGW明けくらいまでです。カゴ釣りやフカセ釣りなどの撒き餌を使った釣法で狙うのが一般的です。

 血合い骨が比較的多いため、上手に捌かないと刺身で食べにくくなります。食味は真鯛に比べると落ちますが、小骨を上手に取って細かくたたいてどんぶり飯で食べたらおいしくいただけます。

 

 

アナハゼ

  • レア度 ★★★
  • 食味 ★☆☆
  • 釣れる時期 通年

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 4月に堤防でフカセ釣りをしていたら偶然かかりました。釣った直後は、アイナメかクジメかと思いましたが、体表にぬめりがあるためベラの一種かも、といろいろ悩んで調べた結果、アナハゼと判明しました。

 体表にぬめりがあるため、調理するのはかなり面倒です。内臓を取って、ぬめりを冷水と手でこそげ落として、バーベキューで丸焼きにして食べたところ淡白な白身でした。

 食べられる部分はそれほど多くないので、基本的にはリリースしてあげたほうが良いと思います。

 

 

コブダイ

  • レア度 ★★★
  • 食味 ★☆☆
  • 釣れる時期 通年

 春の桜鯛狙いでかご釣りをしていたところ偶然掛かりました。通年釣れるようです。

 食べるのには向いていないと言われますが、寒い時期であれば食べられそうです。とは言え、生で食べるのはなかなか勇気がいります。焼くか揚げるのがよさそうです。

 

 

ハマチ・メジロ

  • レア度 ★★☆
  • 食味 ★★★
  • 釣れる時期 春~秋

 ショアジギングをする人が最もお目にかかる可能性があるのが、このブリ系の青物です。全国的に、80㎝を超えるサイズは共通で”ブリ”と呼ばれますが、それ以下のサイズは地域によって呼び方が異なります。

 私の住む関西では、

  • 40㎝以下・・・ツバス
  • 40~60㎝・・・ハマチ
  • 60~80㎝・・・メジロ
  • 80㎝以上・・・ブリ

と呼んでいます。

 春・夏・秋に釣れますが、季節によって食味にかなりの違いがあります。春は脂が少なく食味はいまいちですが、秋になるにしたがって脂が増えてうま味が上がってきます。

 私は釣り上げたことがないですが、最も水温の低い2,3月に釣れるブリは最高峰のうまさのようです。

 

 

サバ

  • レア度 ★☆☆
  • 食味 ★★☆
  • 釣れる時期 通年

 サバは、サビキに掛かる小型のものと、夜釣りで狙える中型以上のものがいます。

 小型のものは食味はいまいちですが、中型以上のものは上手に捌けば、スーパーで買うものよりも美味しく食べることができる魚です。

 しかも、中型以上のサバは、夜釣りであることを除けば初心者でも比較的簡単に釣り上げることができるため、餌釣りで大物を釣ってみたい方には特におすすめです。

 

 

 

イワシ

  • レア度 ★☆☆
  • 食味 ★★☆
  • 釣れる時期 通年

 イワシは、堤防から釣れる小物の一つです。イワシは、一般的に捕食される魚の代表格で、これが回遊しているかどうかで大型のフィッシュイーターがいるかどうかの判断基準となります。

 イワシは、魚屋では安く売られていますが、意外と狙って釣るのは難しい魚です。単独で泳いでいることがほとんどないため、群れに当たればヒットしますが、当たらなければ全く釣ることができません。

 飲ませ釣りをするにはアジ以上に食いつきがよい魚ですが、少しでも素手で触るとあっという間にウロコがはがれて死んでしまいます。

 そのため、飲ませ釣りの餌を釣っているときに運良くイワシを釣りあげることができたら、できるだけ胴体の部分を手で触らないようにしながら、素早く飲ませ釣りの針にセットしてキャストしましょう。

 

 

カマス

  • レア度 ★★☆
  • 食味 ★★☆
  • 釣れる時期 夏から秋

 食卓に並ぶことも多いおいしい魚で、地方によっては大量に釣れることもあるようです。餌でもルアーでも狙うことができます。

 写真のカマスは、夜釣りで太刀魚を餌釣りで狙っているときにたまたま掛かったものです。

 

 

シイラ

  • レア度 ★★★
  • 食味 ★☆☆
  • 釣れる時期 夏から秋


 青物狙いのルアーフィッシングをしているとまれにかかる大型の魚です。

 引きはブリ系の魚同様に強烈です。写真は筆者が始めて釣ったシイラですが、ブリ系の魚よりも体力があるようで、堤防際まで引き寄せてもなかなか観念しませんでした。

 スズキの仲間ですが、味が淡白なため、しっかり味付けをした調理方法がお勧めです。皮に若干の毒があるようなので、生で食べるのは避けましょう。

 

 

太刀魚

  • レア度 ★☆☆
  • 食味 ★★★
  • 釣れる時期 夏から秋

 

 関西では、夏の終わりから秋にかけて、毎年3か月間集中して釣れる魚です。

 市場では高級魚として売っており、食味も最高です。餌、ルアー、テンヤ、いろいろな釣法で釣れる魚ですが、初心者と上級者では釣果に差が出やすいです。

 

 

 

イカ

  • レア度 ★★☆
  • 食味 ★★★
  • 釣れる時期 春と秋

 

 春と秋の2回釣れます。春は大型だが数が少なく、秋は中型以下だが数が多くて釣りやすいといわれます。

 写真は、イカの中でもアオリイカと呼ばれている種類で、イカ狙いをする釣り人が最も釣れてうれしい種類です。

 味は甘みがあり、お刺身にして食べるのが一番おいしいです。

 

 

 

アナゴ

  • レア度 ★★☆
  • 食味 ★★★
  • 釣れる時期 夏から冬

 

 夏から冬にかけて、海底付近の岩場に生息しています。

 筆者はあえて狙うことはしませんが、夜釣りの底物狙いで虫を使って待っているとたまにかかってきます。

 写真は11月下旬の夜釣りで、堤防の壁際でカレイ狙いをしているときに掛かってきました。

 他の魚に比べると、3枚おろしなどさばくにはかなりの技術が必要です。

 しかし、内臓と頭を取って、ぬめりを取るためにお酢に5分ほどつけるだけでも、下処理としては十分です。

 下処理が終わったら、丸ごと一匹トースターなどでこんがり焼きましょう。少し醤油を垂らして食べたら、皮と脂がすごくおいしいです。

 

 

メバル

  • レア度 ★☆☆
  • 食味 ★★☆
  • 釣れる時期 通年


 通年釣れますが、低水温に強いため、冬前後に狙うイメージが強い魚です。

 餌釣りでもルアーでも狙うことができます。

 餌釣りであれば、アオイソメやシラサエビが最も釣果が良く、多少食いが落ちますがオキアミなどの死に餌でも活性が高ければ食ってきます。

 ルアーであれば、ワームやマイクロジグを使います。

 どちらかというと動きのあるものによく反応するイメージがあります。

 食味は最高級と言える魚で、刺身にしても煮つけにしてもおいしいです。ただ、堤防から狙う場合、20㎝以下のサイズがほとんどで食べられる量が少ないのが難点です。

 

 

ダツ

  • レア度 ★★☆
  • 食味 ★☆☆
  • 釣れる時期 通年

 

 青物を狙っているとまれにかかる魚です。

 毒はないですが、先端のくちばしで突進されると、弾丸のように貫通する力を持っているようです。

 全体的に青みがかっていて、捌くと体の中も透明感のある青色です。観察する分にはいいですが、正直美味しそうな色ではないです。

 太刀魚と同じような体型ですが、中骨が太く、3枚におろすと身の部分が少ないです。

 うまく調理すれば美味しいようですが、一般的には釣れてうれしくない魚と言われることが多いです。

 

 

エイ

  • レア度 ★☆☆
  • 食味 ★☆☆
  • 釣れる時期 通年

 

 青物を狙っているとまれにかかる魚です。

 青物場合は、上下左右に動いて逃げようとするため、ヒットすると竿から叩く動きが伝わってきます。

 それに対して、エイは引きは青物異常に強烈ですが、一直線に逃げる動きをします。

 尻尾に毒があります。

 サメなどと同じで、体はアンモニア臭がする食用には向いていない、と言われています。

 

 

タコ

  • レア度 ★★☆
  • 食味 ★★★
  • 釣れる時期 通年

 

 お土産で持っていくと最も喜ばれる釣り物の一つです。

 タコテンヤ、またはタコエギを使って狙います。

 タコテンヤを使う場合は、スーパーで売っているエビやイワシなどを使って、テンヤを底に付けた状態で引きずって誘います。

 タコエギの場合は、タコエギを使って、テンヤ同様に底を引きずって誘います。

 堤防では、意外と壁際や1,2mの極浅の場所にいることが多く、無理に遠投で狙う必要はありません。

 

 

ウリボウ(イサキ)

  • レア度 ★☆☆
  • 食味 ★☆☆
  • 釣れる時期 夏から秋



 成魚はイサキと呼ばれる魚で、筆者のホームグラウンドでは、その幼魚は比較的簡単に釣ることができます。

 サビキ釣りで小アジを狙っているとまれにヒットします。小アジよりも、やや水深の深い場所にいる性質があります。

 小アジに比べると食べられる身が少なく、食味はいまいちです。

 

 

ヒラメ

  • レア度 ★★☆
  • 食味 ★★★
  • 釣れる時期 春と秋

 

 鮮魚店で丸ごと1匹買ったら、5,000円くらいする高級魚です。

 ルアー、または飲ませ釣りで狙います。砂地の底にいて、海底近くを通過するアジなどの小魚を捕食しようとします。

 青物を狙っていると極まれに掛かることがあります。