くまの100均フィッシング

くまの100均フィッシング

100均を使ってお金を掛けずに大きな釣果

【12月の釣り】ダイソー新作透明道糸|ハリスで使えるか真鯛狙いで検証

初めに

 

 12月下旬になり、いよいよ釣りシーズンが終了に近づいてきました。

 明石海峡では、アジが釣れなくなり、青物が釣れなくなり、グレが釣れなくなりますが、最後まで遊んでくれるのは真鯛です。

 2023年は去年に比べると、真鯛の回遊が少ない代わりに、ヒットしたときにはサイズが大きいことが多いです。

 今回は、シラサエビを使ったかご釣りで真鯛を狙ってきました

 

 

釣りの準備

天気と潮

  • 日付・・・2023年12月下旬(早朝~昼)
  • 場所・・・明石市沿岸
  • 天気・・・晴時々曇
  • 風・・・1~4m/s
  • 気温・・・最高:9℃、最低:4℃
  • 水温・・・13~14℃
  • 潮・・・中潮

 

 

タックルと仕掛け

  • 釣法・・・かご釣り(シラサエビ使用)
  • 竿/ロッド・・・NISSIN PROSTAGE SPEED ISO α 遠投4号4.5m
  • リール・・・シマノ 22ミラベルC5000XG
  • 道糸/ライン・・・ナイロン3号
  • ハリス・・・ダイソーナイロン道糸透明3号
  • 針・・・がまかつ チヌ針4号

 

 

 

釣果を出すための考察

 今回もいつも通り、シラサエビを使ったかご釣りで真鯛を狙います。

 筆者は、どのような釣行の機会でも、毎回何か新しいことにチャレンジをすることが多いです。

 今回は、下の写真にある、2023年の秋ごろに新発売された、ダイソーのナイロン道糸透明色の3号をハリスで使っていきます。

 

 ダイソーは、ナイロンハリスとして、1.5号以下と5,7号を商品化しています。筆者は、以前から1.5号と5号の間の太さが欲しいと思っていました。

 ところが、なんとハリスやリーダーではなく、透明タイプの道糸が2,3号で新発売されてきました。

 この透明タイプの道糸ですが、発売の経緯について、筆者の行きつけのダイソーで働いている、釣りに超絶詳しい女性店員さんに聞いてきました。

 

なんで、ハリスじゃなくて道糸なの???

透明タイプの道糸の要望が多かったみたいですよ!

 

 ダイソーでは、ピンクと黄色のナイロンの道糸は以前からありましたが、無色透明タイプの道糸は今までなかったようです。

 筆者は、道糸というのは色が付いていないと見づらいので、透明の道糸を必要としている人がいると思っていませんでした。

 しかし、堤防の際を狙う釣りをする人からは、透明の道糸の要望が強いようで、ダイソーはその要望に応えたみたいです。

 

 透明であれば、ハリスとしても使えるかもしれません。長さは200mあるので、もしハリスとして使えれば、相当お得な商品です。

 真鯛狙いのかご釣りで使えるかどうか、実釣で検証していきます。

 

 

使用したエサまたはルアー

 今回は、シラサエビを5杯用意してきました。

 シラサエビは、1杯400~600円で売られていますが、今回は筆者のホームグラウンドから少し離れた400円のお店で買ってきました。

 

 さらに、今回はオキアミも買ってきました。

 オキアミは、撒き餌の量増しのため、及び真鯛が釣れなかった時にグレやカサゴを狙いに変更するために用意しました。

 

 かごの中にシラサエビだけを入れると、着水の瞬間に全部散らばってしまいます。

 かごの中のシラサエビの上からオキアミを詰め込むことで、撒き餌の効果を少しだけ長くすることができます。

 

 

実釣記録

夜明け前にアジを狙う・・・5:00

 今回は真鯛狙いのかご釣りをしにきましたが、真鯛は昼行性の魚で、夜明け前はなかなかヒットしません。

 そこで、オキアミを付け餌にして、かごでアジかカサゴを狙っていきます。

 残念ながらヒットはありませんでしたので、太陽が出てきたタイミングで真鯛狙いに変更しました。

 

 

竿が曲がっている・・・8:00

 筆者の釣り座の反対側には、タコが良く釣れる浅場があります。

 そこで、友人と見えタコがいないか探していました。2,3分タコを探した後で振り返ると、ウキを流したままにした竿がめちゃくちゃ叩いています。

 青物だったら竿ごと持っていかれていたところでした。

 何とか竿を手に持って竿を立てると、真鯛特有のゴンゴン叩く引き方をしています。

 タモ入れをしたところ、ちょうど40㎝のいいサイズが上がってきました。

 

 ダイソーのナイロン道糸3号でも真鯛が普通に釣れることがわかりました。

 この日は残念ながらこの1匹で終わってしまったのですが、このナイロン道糸で少し気になることがありました。

 下の写真は、針の近くの糸の様子です。

 

 若干わかりにくいですが、糸が劣化してガタガタになっているのがわかります。

 ナイロンの道糸はフロロカーボンに比べると柔らかいため、糸が絡むとこのような巻き癖がついてしまうことがあります。

 ただ、5,7号のナイロンリーダーの場合、このような巻き癖は気になりませんでした。

 ダイソーのナイロン道糸とナイロンリーダーは同じ製造元だと思っていたのですが、心なしかこの道糸の方が巻き癖が付きやすい気がしました。

 

 下の写真は、ナイロン道糸3号とナイロンリーダー7号のパッケージです。

 

 道糸は200mに対して、リーダーは50mと短めになっています。

 真実はわかりませんが、リーダーの方が長さが短い分、高品質なナイロンを使っているのかもしれません。

 

別の記事で書いた通り、5,7号のナイロンリーダーは文句なしに使える商品だ!実際に材質が違うのかどうかダイソーに聞いてみたいところだ。

 

 

 

実釣の感想

 今回の釣行は、真鯛1、という結果でした。数が釣れなかったのは残念ですが、何とか食べ応えのあるサイズがゲットできました。

 

 真鯛は、内臓とヒレを除いて、ほとんどの部分がおいしく食べられます。

 下の写真は、包丁で鯛の皮を剥いだものです。刺身を食べたいときに、このように皮を取り除くと思いますが、この皮は絶対に捨ててはだめです。

 この皮は、トースターなどでカリカリに焼いて食べると超絶美味でお勧めです。



 最後に、今回検証したダイソーのナイロン道糸をハリスとして使った時の考察です。

 強度は問題ないのですが、巻き癖が付いて劣化しやすいのが気になりました。

 そのため、釣行中に劣化したらすぐに交換する手間を惜しまなければ、ハリスとして使えないことはない、と言えそうです。

 ただ、筆者としては、このダイソー道糸透明色を積極的にハリスとして使うのは推奨しない、と結論付けておきます。

 

 

 真鯛をかごで狙う基本のやり方は、以下の記事でまとめています。