初めに
3月下旬に入って、明石海峡の水温は、ようやく15度を超えてくるようになりました。
水温グラフだけから判断すると、この時期の水温は12月中旬に匹敵するため、もっと釣果が上がってもよさそうです。
しかし、表層と海底では違うようで、まだシーズンインとは全く言えない状況です。
筆者のホームグラウンドで、2月から3月にかけて夜間にメバルを週一ペースで狙っていますが、限りなく坊主続きです。
こんな激シブのとき、頼りになるのはほぼ年中狙える真鯛です。今回も、シラサエビのかご釣りで真鯛を狙ってきました。
釣りの準備
天気と潮
- 日付・・・2023年3月下旬(早朝~昼)
- 場所・・・明石市沿岸
- 天気・・・曇り時々雨
- 風・・・1~2m/s
- 気温・・・最高:16℃、最低:12℃
- 水温・・・15~16℃
- 潮・・・大潮
タックルと仕掛け
- 釣法・・・かご釣り(シラサエビ使用)
- 竿/ロッド・・・NISSIN PROSTAGE SPEED ISO α 遠投4号4.5m
- リール・・・シマノ 22ミラベルC5000XG
- 道糸/ライン・・・ナイロン3号
- ハリス・・・ダイヤフィッシング BOSMENT(フロロカーボン2号)
- 針・・・がまかつ チヌ針4号
使用したエサまたはルアー
今回は、シラサエビを4杯用意してきました。
2月にもシラサエビで、メバルなどの根魚を狙ってきましたが、ほとんど付け餌もなくならない渋い状況でした。
この時期は、大量に撒いたところで、あまり効果があるとも思えないので、いつもよりも少なめにしておきます。
準備
仕掛けのセッティングをしているとき、ショックなことがわかりました。
ウキ釣り用として使っているシマノのミラベルですが、下の写真の通りリールのスプールに深いキズが入っていることがわかりました。
キャストしたところ、道糸が引っかかって釣りになりません。また、引っかかるたびに、道糸が擦れて、カスのような繊維が出てきました。
今回の釣りでは、ナイロンの道糸を巻いたリールは、このミラベルしかなかったため、下の写真のビニールテープでキズをふさいで、だましだまし使ってみました。
スプール上部のキズは、浅ければ自力で補修することもできます。しかし、深いキズであれば、素人で修理するのは困難です。
実釣記録
釣り開始 ・・・6:00
活性が低いのは間違いないので、短時間勝負を意識します。
普段よりもかごに多めにシラサエビを入れて、早朝の良い時間に魚に気が付いてもらえるようにします。
あまり流しすぎず、ハイピッチ回収とキャストを繰り返して撒餌を効かせていきます。
付け餌がたまにかじられていましたが、真鯛はかじるような食いつき方はしないので、フグしか寄ってきていないようです。
ようやくヒット ・・・8:00
堤防から30mくらいの近めにキャストして流して、回収を開始した直後、道糸を通じて叩くような手ごたえがありました。
ウキは沈んでいますが、これは回収開始したことで沈んだと思っていました。しかし、さらに道糸を巻きとっていくと、ようやくヒットを確信しました。
魚影を見ると、30㎝は超えていそうだったので、タモですくいます。引き上げたのは、35㎝の真鯛でした。
その後は付け餌も取られない状況が続き、10時ころに撤収しています。やはり、激シブの状況で、今回はこの一匹で降参しました。
実釣の感想
今回の釣行は、中型の真鯛1匹、という結果でした。数は少なかったですが、お刺身サイズだったのが幸いでした。
正月以来の真鯛でしたが、やはり冬の魚だけあって旨味は最高です。
もう少し暖かくなってくると、桜鯛が大量に釣れるようになってきます。
慣れれば比較的簡単なので、読者の皆さんも堤防が混みだすGW前に楽しんでみてはどうでしょうか?
次週再チャレンジ(2023/4/2追記)
4月になってしまいましたが、同じ仕掛けで再度チャレンジしてきました。
今度は、若干サイズアップの35,38㎝が2匹ヒットしました。どうも、今年の桜鯛は、サイズが去年よりも大きくなっている気がします。