初めに
ダイソーから出ているメタルバイブ、評判良さそうだけど、そのまま使って大丈夫?
お勧めのカスタマイズ方法を教えて!
最低限のカスタマイズ方法、お勧めのカスタマイズ方法、それぞれを紹介します。
ここ数年、ダイソーからリリースされている釣具は、どれも100均商品とは思えない出来となっています。
その中でも、ルアー系の商品は、メタルジグ・バイブレーションジグヘッド・メタルバイブなどがありますが、いずれも実釣で十分使えるものばかりです。
今回は、少しのカスタマイズを加えることで、専業メーカー品とほとんど同じレベルの性能を出すことができるメタルバイブを紹介します。
ダイソーのメタルバイブは、2022年までに7g、10g、14g、20g、26gがリリースされていました。そして、2023年初頭に、35g、42gが追加されています。
この記事では、これらの中で堤防からの青物狙いで特に使えそうな35gに焦点を当てて、お勧めのカスタマイズ方法を紹介していきます。
青物狙いのお勧めメタルバイブ
メタルバイブ26g
ショアジギングで使用するルアー重量は、20g以上あればキャストで50m以上出すことができます。
20,26gは、ほとんど大きさが変わらないので、筆者は26gをお勧めします。
筆者の愛用する、メジャークラフトのライトショアジギングロッドでフルキャストすると、50m以上飛距離を出すことができます。
この26gの前方についているトレブルフックは、サイズが大きすぎて、キャストの都度メタルバイブの頭に引っかかる。そのため、前方フックを小さいものに交換しないと釣りにならないぞ!
メタルバイブ35g
ロングサイズとして、35gまたは42gのどちらかを揃えておきましょう。
42gの方が若干飛距離が延びるのに対して、35gの方は疲れにくいメリットがあります。サイズはほとんど同じようで、筆者は35gを購入しています。
メタルバイブのカスタマイズ
必ずやっておきたいカスタマイズ
35gのメタルバイブで、最低限やっておきたいカスタマイズを紹介します。
オリジナルのままでキャストしてみると、写真赤丸のトレブルフックが3回に1回くらいの頻度でリーダーなどに絡まりました。
絡まってしまうと、その回のキャストは無効になってしまい、釣果に直接影響します。
そのため、ここのトレブルフックがトラブルにならないように、小さいものに交換します。下の写真は交換し終わったものです。
10番のフックに交換したところ、ほぼ100%トラブルが起こらなくなりました。
試していませんが、8番のフックでも問題ないのではないかと思います。強度が心配なら8番、確実にトラブルをなくすなら10番に交換するのが良さそうです。
この写真は、釣行後に撮ったものですが、後ろ2個のトレブルフックはダイソーオリジナルです。
見てわかる通り、錆が出ていることがわかります。
下の写真は、拡大したものです。トレブルフックだけでなく、リングにも錆が発生しています。
残念ながら、ダイソーの各種ルアーに初めからついているトレブルフックは、初回釣行の途中で錆が出始めるほど錆びに弱いぞ!
お勧め完全版カスタマイズ
ダイソーのメタルバイブ本体は、釣具専業メーカーの商品に引けを取りませんが、周りに付いている備品は明らかに性能が劣ります。
トレブルフックとリングは錆びに弱く、スナップは強度に不安があります。
そこで、写真の赤丸と青丸の小物をすべて交換していきます。
写真右のトレブルフックは、がまかつのRB-MHの6番です。
オリジナルのトレブルフックより若干大きいかもしれませんが、筆者は奇数番のトレブルフックは買わないので6番に交換していきます。
フックの硬さはM,MH,Hがありますが、どちらを使っても問題ないです。筆者は、MHを使うことが多いです。
ダイソーメタルバイブのオリジナルに付いているリングは4番のようです。
こちらも錆びに弱いので交換していきます。少しでもトラブルにならないようにしたいので、筆者は3番に交換しました。
筆者は3番のリングに交換したが、尻尾部分は3番だと若干きつかった。余裕を持たせるなら、4番のリングにしたらいいぞ!
交換する備品を並べて写真にまとめておきました。
オリジナルメタルバイブ35g(写真上)、カスタマイズ版(写真下)、それぞれを並べました。
面倒ですが、もし複数回の釣行で使いたいのであれば、初めから完全版のカスタマイズをしてから使用しましょう。
本体は錆びやキズに強く、周りの備品を交換すれば、1シーズン使い続けることができそうです。
本体にはスナップと接続するための穴が3個付いています。前の穴だとかなり早巻きしないとバイブしません。実釣で使うお勧めは、真ん中の穴です。
実釣の紹介
カスタマイズした35gのバイブレーションで、巨大青物がヒットしました。下の記事で詳しく紹介しています。