初めに
9月は釣りのハイシーズンです。この時期の夜釣りは、大サバ・秋イカ・太刀魚が誰でも簡単に釣ることができます。
ただ、2024年は潮の流れが変わったのか、太刀魚の釣果がいまいちです。
筆者の感覚では、去年の同じ時期に比べると、太刀魚に関しては1/10程度の釣果しか出ていないです。
今回は、いつも通りのテンヤ釣法ですが、少し餌を工夫して狙ってきましたので紹介していきます。
釣りの準備
天気と潮
- 日付・・・2024年9月上旬(深夜)
- 場所・・・明石市沿岸
- 天気・・・晴時々曇
- 風・・・1~4m/s
- 気温・・・最高:33℃、最低:27℃
- 水温・・・29℃
- 潮・・・大潮
タックルと仕掛け
- 釣法・・・太刀魚テンヤ
- 竿/ロッド・・・シマノ ソルティアドバンス S100ML
- リール・・・ダイワ 20レブロスLT5000D-CH
- 道糸/ライン・・・PE2号
- リーダー・・・ダイヤフィッシング BOSMENT(フロロカーボン3号)
釣果を出すための考察
8月に太刀魚テンヤをやったときは、8.6ftのエギングロッドとPE0.8号でやってみました。
このときは、太刀魚とイカを一本の仕掛けでやったら効率的かと思ったのですが、実際にやってみると、ケミカルライトの付け外しが結構面倒でした。
そこで、今回は太刀魚テンヤ特化のタックルを準備していきます。
太刀魚のテンヤ釣法の場合、遠投力があったほうが優位です。今回は、10ftのライトショアジギングロッドを使っていきます。
リールはなんでもいいですが、今回はダイワの20レブロス5000番を使っていきます。廉価版リールですが、釣り始めたてであればお勧めのリールです。
リーダーの途中に付ける集魚用のライトは、電ケミを使っていきます。
使い捨てのケミカルライトでもいいのですが、電ケミの場合は一晩中輝度が変わらないだけでなく、輝度も高いので、結局コストパフォーマンスがいいです。
ちなみに、20レブロスは、2024年秋にリニューアルされたようだ!参考までに、リニューアルされた商品を紹介しておくぞ。
使用したエサまたはルアー
堤防からの太刀魚テンヤでは、一般的にキビナゴかドジョウを使います。
キビナゴの方が安価で量が多いですが、餌持ちはいまいちです。ドジョウは全長が長く餌持ちが良い特徴があります。
テンヤに使う場合、同じような形をしたもので、視覚的にアピールできるものであれば、他にも代用できるものがありそうです。
スーパーで探したところ、下の写真のようなうるめイワシを干したものがあったので、これを使っていきます。
万が一釣果が出なかった時のための保険として、キビナゴも準備しておきました。
購入した丸干しいわしとキビナゴを比較してみます。
丸干しイワシは、スーパーによってサイズがいろいろあるようなので、自分の使うテンヤのサイズに合わせて購入しましょう。
乾燥している分、丸干しイワシの方が餌持ちが良さそうです。
丸干しイワシをテンヤに装着するとこんな感じになります。頭はボロボロになりやすいので、ハサミで切り落としています。
テンヤは、マルシン釣具のダブルフックタイプを今回も使っていきます。安価なのに針掛かりが良く、筆者お勧め商品です。
実釣記録
釣り開始・・・22:00
釣り場の到着したのは19時頃だったのですが、しばらくエギングをやっていました。
周りの釣り人が何人か太刀魚を狙っているようなので、誰かにヒットがあるまで待ちます。
太刀魚は回遊があると、一気に釣れだすので、周りの釣り人の釣果を観察するのも重要です。
22時頃になったところで、隣の釣り客にヒットがあったようなので、エギングを中断して太刀魚狙いに変えます。
指3本前後が連投ヒット・・・23:00
太刀魚は回遊するため、ヒットがあると一気に連発する特性があります。ファーストキャストから3連続でヒットが来ました。
【22時49分】
【22時55分】
【22時58分】
深夜にもぽつぽつ・・・24:00
この後はしばらく無反応の時間がありましたが、0時過ぎてからもぽつぽつと回遊がありました。
【0時6分】
【1時8分】
実釣の感想
今回の釣行は、太刀魚5匹、イカ10匹、タコ1匹、という結果でした。
タコは、エギングをしているときに、浅瀬で餌木を底に着けていたらヒットしてきました。300gの食べごろサイズです。
8月の太刀魚は指3本よりもかなり小さかったですが、ようやく3本前後のサイズが回ってきたようです。
ちなみに、今回挑戦したうるめイワシの丸干しですが、キビナゴと釣果が変わらないだけでなく、餌持ちもいいことがわかりました。
今後の太刀魚テンヤでは、主戦力の餌となりそうです。