初めに
読者の皆さんは「ユムシ」という生き餌を使ったことがあるでしょうか?
ユムシというのは、下の写真のような、ちょっとグロテスクな形状をした生き物で、親指くらいの太さをしています。

ユムシは、アオイソメなどと違って、どんな魚にも人気のある万能の生き餌ではありません。その代わり、ヒットしたらほぼ大物確定です。
今回は、ユムシを使って、夜釣りで大物を狙ってきました。
釣りの準備
天気と潮
- 日付・・・2024年11月中旬(深夜)
- 場所・・・明石市沿岸
- 天気・・・晴時々曇
- 風・・・1~4m/s
- 気温・・・最高:21℃、最低:14℃
- 水温・・・21~22℃
- 潮・・・中潮
タックルと仕掛け
- 釣法・・・胴付き仕掛け
- 竿/ロッド・・・ダイワ プライムサーフT(25号-405W)
- リール・・・ダイワ 18レガリスLT4000D-CXH
- 道糸/ライン・・・ナイロン4号
- ハリス・・・ダイソー リーダー用ナイロンライン5号
- 針・・・がまかつ 伊勢尼14号

釣果を出すための考察
胴付き仕掛けというのは、仕掛けの一番下に重りを付けて、仕掛け全体を海底に固定させた構成となっています。
ハリスの途中に枝針を付けるのが一般的で、釣具店に行けば仕掛け全体がセットで売っています。
慣れれば、ハリスと針を組み合わせて、自作することもできます。
今回は、針1本の仕掛けを底付けしたいため、スナップ付きダブルサルカンを使って、重りの近辺に餌が固定されるようにします。
ハリスは、ダイソーの5号リーダー、針はユムシのサイズに合わせて伊勢尼14号としていきます。


ヒットしたら大物の可能性が高いため、十分な強度のある投げ竿を使っていきます。今回は、飲ませ釣りで使っている、ダイワのプライムサーフを準備しました。

使用したエサまたはルアー
餌はユムシを使っていきますが、釣具店によって多少値段に差があるようです。今回筆者が準備した釣具店では、1匹220円となっていました。

ネット上の情報を見る限り、220円というのは平均的な値段のようです。
フグなどの餌取りには取られないので餌持ちはいいのですが、仕掛けにセットして待っていると弱ってくるため、定期的に交換したいところです。
竿1本で一晩中やるのであれば、10匹は準備しておかないと足りなくなります。
今回はエギング中の気晴らしでやりたかっただけなので、3匹だけ準備しておきました。
ユムシを使った釣りは単純で誰でもできるが、餌代が高いため、かなり贅沢な釣りと言えるな~
実釣記録
釣り開始・・・22:00
今晩の釣りの主目的は秋イカ狙いのエギングです。
ただ、11月に入りなかなか餌木にイカが反応しなくなってきたので、並行して胴付き仕掛けを置き竿しておきます。
1匹目のユムシを投入したところ、5分も立たないうちに竿に反応がありましたが、根がかりしてしまいました。
2匹目のユムシもすぐになくなって、ラスト1匹勝負です。
鈴が鳴ったので巻いてみた・・・23:00
ラスト1匹のユムシを投入して、5分ほど待ったところ、すぐにセットしていた鈴がチリンと鳴り出しました。
根に張り付いたようですが、投げ竿の力を使って強引に回収すると、水面でパシャっという音がします。
夜釣りでサイズがわからないので、念のためタモ入れしたところ、35㎝程度の珍しいオニカサゴが掛かっていました。

ヒレなどのとがった部分に猛毒があるので、血抜きをして、尖っている背びれなどをキッチンバサミで落としていきます。
実釣の感想
今回の釣行は、オニカサゴ1匹、という結果でした。

オニカサゴはカサゴの仲間ですが、カサゴやメバルに比べて身が「ぷよぷよ」しています。
下の写真のように、皮を引っ張るとびよーんと伸びて、いかにもおいしそうに見えます。

こちらは肝(肝臓)で、美味しく食べられます。横に付いている黒い玉はにがだま(胆のう)になります。

この日は秋イカも釣れたので、肝醤油にしてイカを刺身で食べてみたのですが、肝が結構固くて、醤油にうまく溶けませんでした。
カワハギやウマヅラに比べるととろみが少ないので、湯引きにしてそのまま食べた方がおいしそうです。
ちなみに、オニカサゴの肝は淡白な味で、カワハギやウマヅラの肝の方が濃厚な味わいでした。
最後に、本体の身は醤油で煮付けにしたのですが、今まで食べたことのない味と食感で、カサゴの煮付けよりもおいしいです。
刺身も悪くないですが、小骨が多いので包丁さばきが上手じゃないときれいに身を取れません。筆者は煮付けをお勧めしておきます。