初めに
以前からYouTubeなどでよく見る「エビ巻き釣り」に興味があって、私の会社の近くにある帰り道によく寄る釣具店にいって、
エビ巻き釣りのやり方を教えて
と相談してみたところ、最近はさらにエビ巻き釣りの進化したシラサエビ版のかご釣りという釣法があることを教えてもらいました。
生き餌であるシラサエビの食いつきの良さに、さらに遠投性能まで加えた、店員さん曰く、最近関西ではやりのショアからできる最強の餌釣りとのことです。
特に難しいことはなく、かご釣りで使う撒き餌と付け餌にシラサエビを使うだけのようです。今回は早朝の明石でシラサエビを使ったかご釣りで勝負してみました。
なお、ボウズだった場合は実釣記録を書かないことにしているのですが、先に結果を言っておくと、残念ながら今回はほぼボウズみたいな感じです。ただ、シラサエビの準備や仕掛けの作り方など参考になるかもしれませんので、紹介しておきたいと思います。
釣りの準備
天気と潮
- 日付・・・2022年3月下旬(早朝~昼)
- 場所・・・明石市沿岸
- 天気・・・晴れ
- 風・・・1~5m/s
- 気温・・・最高:18℃、最低:12℃
- 水温・・・11~12℃
- 潮・・・小潮
タックルと仕掛け
- 釣法・・・かご釣り(シラサエビ使用)
- 竿/ロッド・・・ダイワ リバティークラブT20-360
- リール・・・ダイワ レガリス4000D-CXH
- 道糸/ライン・・・PE2号+ナイロン4号(10m)
- ウキ・・・ウメズ 遠投カゴウキ12号
- ハリス・・・ダイヤフィッシング BOSMENT(フロロカーボン2号)
- 針・・・がまかつ チヌ針5号
使用したエサまたはルアー
朝から昼まで釣りをやる場合、普通のかご釣りであれば、撒き餌に掛かる費用は集魚剤とオキアミ合わせて1500円くらいで済みます。
しかし、シラサエビの場合、一マス70匹くらいで500円掛かります。実際にカゴの中にシラサエビを詰めてみると、1回当たり10匹くらいになりそうです。付け餌も考えると、一マスで6回分にしかならないことになります。10分ごとに投げては回収すると考えると、1時間で一マスのシラサエビを使うことになります。
つまり、早朝6時開始で12時前に切り上げると考えると、5マス分の2500円相当はシラサエビを買っておく必要があります。なかなか贅沢な釣りですが、これで真鯛が掛かるかもしれないので、思い切って5マス購入しました。
準備
カゴ釣りのポイントとなるカゴですが、以前から使っていたYAMASHITAの遠投シャトルかご8号の底が壊れて気になっていたので、今回一回り軽い6号のものを購入しました。
カゴ釣りで使うウキは羽根つきの遠投用を使用します。写真のものは適合号数が12号のため、カゴのサイズと合わないように感じますが、ちゃんとウキは立ちます。
実釣記録
釣り開始 ・・・6:00
今回のポイントは明石の有名な釣り場です。そのため、3月とはいえ週末なので、いい場所がとれるか心配でしたが、なんとか角を取ることができました。
ただ、この角の場所ですが、所々根がかりしやすいところがあるので、10m以内の近投をする場合はタナを下げすぎないように注意が必要です。
ファーストヒット ・・・7:00
潮流は明石海峡の割には緩やかです。波もほとんどないため、当たりがあったらすぐにわかります。
20mくらいの近めに投げていたところ、5投目くらいにさっそく当たりがありました。ズボッとはならなかったためチヌかと思いましたが、掛ったのは20㎝くらいのメバルでした。
根に潜られた ・・・10:00
その後、際狙いをしたり、フルスイングで50mくらいの遠投をしたり、タナを底ギリギリまで下げたり、試行錯誤していましたが、当たりがありませんでした。10時くらいに当たりがあったのですが、根に潜られてしまい引き上げられませんでした。今回はここまででギブアップです。
なお、他に早朝から来ていた釣り人ですが、驚いたことに40g以上はありそうなジグを投げている人が多数いました。そのうちの一人の方が話しかけてきたのですが、どうもこの3月の低水温で青物の回遊情報が出ているようです。
去年明石海峡近辺で青物が回り始めたのはGW明けくらいだったので、本当だとしたら今年は1か月以上早いことになります。次回はジギングの準備もしておいた方がよさそうです。
実釣の感想
チヌ、あわよくば真鯛を期待していましたが、今回は残念な結果となってしまいました。ただ、シラサエビのかご釣りですが、コストが比較的高いことを除けば、フカセ釣りなどに比べると準備は簡単です。
前回の船釣りで釣った真鯛の食味が忘れられないので、4月に入ってももう一度チャレンジしてみようかと思います。
リベンジしてきました。