初めに
この6月であれば、筆者のホームグラウンドである明石海峡であれば、カサゴ・メバル・真鯛・グレ・タコ、さらにハマチなどの青物がターゲットになります。
しかし、2023年は釣果が思わしくない状況です。
この状況は、レジャーの釣りに限った話ではなく、漁獲量が全体的に減っているようです。
マダコは、2022年からニュースにもなるくらい漁獲量が減っているようで、今のところはっきりした原因はわかっていないとのこと。
5月から夜釣りでタコを数回狙ってきましたが、ようやく今年の初マダコを堤防から釣ることができましたので、仕掛けと釣果を紹介していきます。
釣りの準備
天気と潮
- 日付・・・2023年6月上旬(夕方~夜)
- 場所・・・明石市沿岸
- 天気・・・晴れ
- 風・・・0~2m/s
- 気温・・・最高:23℃、最低:16℃
- 水温・・・20~22℃
- 潮・・・大潮
タックルと仕掛け
- 釣法・・・ルアーフィッシング(オクトパッシング)
- 竿/ロッド・・・ダイワ リバティークラブT20-360
- リール・・・ダイワ 22カルディアSW5000D-CXH
- 道糸/ライン・・・PE2号
- リーダー・・・ダイヤフィッシング BOSMENT(フロロカーボン5号)
釣果を出すための考察
タコエギというのはルアーの一種なので、ショアジギングロッドを使って狙う人もいます。また、船で狙う場合は専用のタコ竿を使うのが普通です。
しかし、堤防や岸からタコを狙う場合、投げ竿でやるのをお勧めします。
ショアからタコエギを使ってタコを狙う場合、海底を引きずるように誘いを入れていきます。そのため、必然的に根掛かりとの戦いになります。
根掛かりを防ぐため、以下のことを考えます。
- 海底方向を向く針が付いたタコエギは使わない。
- できるだけ潮流に負けないように仕掛け全体を重くする。
- タコエギが転がらないように、海底に付いた後は常に動かし続ける。
筆者の場合、35gのタコエギに、さらに10号程度の重りを付けるようにして、転がりにくく底を取りやすいようにしています。
このような重い仕掛けを遠投するのであれば、タコ竿やルアー用ロッドを使うより、投げ竿の方がキャストに適しています。
使用したエサまたはルアー
タコエギは、ダイソーの3.5号を使いました。
ダイソーには、3号と3.5号が置いていますが、明石海峡のような潮流の激しいところでは重量がより重い3.5号がお勧めです。
タコエギ単体でもヒットしますが、より釣れる確率を高めるため、ベーコンを買ってきました。
豚バラ肉を使う人が多いですが、より安価なベーコンを巻いていきます。ベーコンの原材料は豚バラです。
ベーコンの固定には、輪ゴムかワイヤーを使います。
どちらも一長一短ありますが、筆者はワイヤーの方が固定するのにかかる時間が短いような気がするため、今回もワイヤーで固定しています。
実釣記録
釣り開始 ・・・18:00
あと一時間程度で日が沈む時間帯で釣行開始しました。
すると、二投目でいきなり根が掛かり発生です!
竿を立てて、巻いて、を繰り返したところ、自分が知っているホンダワラやワカメなどに引っかかった感覚となんか違う感じです。
心なしか生命反応があるような気がします。
海藻8、タコ2、くらいの期待度で水面まで引き上げたところ、付いていました。
重さは測っていませんが、サイズ感から1kgはありそうな感じです。
その後も狙い続ける ・・・23:00
タコは一カ所で掛かると、同じ場所で連続ヒットすることもある、と言います。
そのため、ベーコンが尽きるまで、同じような場所に投げて引きずり続けましたが、残念ながらこの一匹で終了となってしまいました。
実釣の感想
今回の釣行は、マダコ1匹、という結果でした。
マダコは、頭をひっくり返して内臓を取り出せば、それ以外のほとんどの部分を食べることができます。
下の写真のように、料理ばさみで足と頭に分離して、お酢に漬けて軽くぬめりを取ります。
冷凍庫で凍らせておくと、解凍したときに手だけでぬめりをほとんど取り除くことができます。塩もみするよりも短時間でできるのでお勧めです。