くまの100均フィッシング

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初心者向けの釣りの技術情報、100均アイテムを使った工夫などを紹介をします。

【快適な釣り環境を作る】釣り場におけるマナー

初めに

 一般的に、いろいろな趣味の世界では、年季を重ねた人ほど学習してマナーが良くなっていくものです。しかし、釣りの世界では意外とベテランと思われる人でも独りよがりの釣りをしたり、最悪のケースでは人の道具を盗んだりする不届き者がいます

 マナー良く釣りをすることは、周囲の釣りをしない人も含めて皆さんが気持ちよく釣り場を利用することにつながります。逆にマナーが悪い状態が続くと、その場所が釣り場として使うことを禁止されるような不幸な状況を生み出します。

 その結果、釣り人が特定の釣り場に集中してやりづらい環境を作る負の連鎖になってしまいます。

 釣り人だけでなく、一般の人にも迷惑にならないように、この記事では私がこれは守ったほうが良いと思う暗黙の了解となっているようなマナーをまとめたいと思います。

 

 

釣りを始める前のマナー

釣り座の確保

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 釣りのベストシーズンである9月や10月であれば、休日はもちろん平日の深夜でも釣り座が確保できないような人気のポイントがあります。前日から道具を準備して車で到着したら、どこにも入る隙間がないようなことも普通にあります。

 そのようなとき、5m程度の狭い間隔に入れてもらう場合は、必ず両隣の方に一声をかけて了解をもらいましょう。釣りは原則先着優先です。声掛けをしたら、よっぽど狭くない限り大概の方は「どうぞ」と言ってくれます。

 ただ、私も経験がありますが、本気で嫌そうな顔をするあまりマナーの良くなさそうな釣り人も中にはいます。その場合は、無理やり入っても釣りをしている最中に楽しめないかもしれませんので、あきらめてしばらく待ちましょう。

 周辺を遠くから見守って30分もすればどこかは帰り支度を始める方が出てきます。そのような方にはすぐに声をかけて、「次使ってもいいですか?」と確認して入れてもらいましょう。

 また、仮に広めのスペースが空いていたからといって、竿を4本5本と等間隔に並べて1人で20m近く占領するのも関心できません。オフシーズンの平日や明らかな穴場で、十分な釣り座の空きがある場合は問題ありませんが、他の釣り人が狭い間隔でやっているときには、自分から譲るようにしてほしいものです。

 

トイレ

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 これは釣りをしている最中のマナーでもあるのですが、釣り場の中にはトイレがない、または非常に遠いケースがあります。沖堤防などは船に戻らない限り普通はトイレはありません。

 釣りを開始する前に済ませておきましょう。中には歩いて50mのところにトイレがあるのに、海に向かってしたり、壁に向かって平気でしている人がいます。

 ただ、これは生理現象なので、沖堤防などで途中でしたくなった場合はどうしようもありません。お互いに不快にならないように、人が歩く通り道をできるだけ避けてするようにしましょう。

 

釣りをしている最中のマナー

仕掛けをどこまで流すか

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 明石海峡周辺の釣り場は流れの速いところが多く、特にウキ釣りではすぐに流れて隣の人の目の前まで行ってしまいます。

 これについては、厳密なルールではないですが、隣の人の正面まで流したら回収する、というのが私なりのマナーだと考えます。中には、隣の隣まで流しても平気な顔をしている人もいますが、あまりにひどいようであれば一言「回収してもらってもいいですか?」と声掛けをしましょう。

 

船が通過した時

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 ほとんどの釣り場は無料で釣り人が勝手に使っているだけです。それに対して、船を持った漁師さんは仕事として海に出ていて、お金を払って港を利用しています。

 つまり、海の資源利用は原則漁師の方優先です。船が通過するときは、いったん仕掛けやルアーを回収して通過を待ちましょう。

 船を持っている方は大概は釣り人の仕掛けが届かないくらいのところまで離れて運転してくれますが、まれに陸から20mくらいのところをゆっくりゆっくり通過する船があり、意図的にやっているのではないかと感じることがあります。とはいえ、いずれは通過します。数分我慢するだけなので、その間はちょっとした休憩時間くらいのつもりで余裕をもって釣りをしましょう。

 

大声を出す、大音量でラジオを聴く

 大声は集団できた若者、ラジオは年配の方に多いです。大声は釣りじゃなくてもマナーが悪いことはわかると思いますが、ラジオについては人によって捉え方が違うかもしれません。ただ、ラジオから出てくるニュースや音楽は、聴いている本人を除けばほとんどが雑音で快適な音とは言い難いです。どうしても聴きたい場合は、イヤホンを使うか、できるだけ音を絞りましょう。

 

根掛かり

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 これはどちらかというと技術の問題かもしれません。別の記事 でも書きましたが、根がかりした時の最悪の対処は竿先にある道糸から切ってしまうことです。これは大量のゴミを海に捨てることになり、魚にとっても後から来る釣り人にとっても有害です。どうしても取れない場合は、近くにいる経験者の方に手伝ってもらって、できる限り海の中にゴミを残さないように外しましょう。

 

夜釣りのライト

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 ライトには、据え置き型のものとヘッドライトがあります。据え置き型のものは付けっ放しにするのではなく、必要な時だけ使うようにしましょう。据え置き型のライトは輝度が高いものが多く、夜間の場合その光で他の釣り人の視界を遮ってしまうことがあります。

 ヘッドライトの注意点は2つです。一つ目は人の目に向けないこと、二つ目は極力海面を照らさないことです。

 

食べない魚

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 釣り場に行くと、干からびたフグやスズメダイが堤防の端に無念そうに転がっていることがあります。釣りは生き物を相手にしている遊びです。

 食べないならできるだけ早く海に返してあげましょう。また、食べるのであれば最大限においしく食べる努力をしてあげることが、釣った魚に対するリスペクトだと私は思っています。

 

釣りが終わった後のマナー

仕掛けや餌などのゴミ

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 糸くず、魚の下処理で出た内臓、食事のゴミ、その他釣りをすると帰るまでに何かしらのゴミが発生します。明確にゴミ箱として指定されているものがなければ、すべて持ち帰りましょう。

 一番困るのが、サビキ仕掛けなどの小さい針を置きっぱなしにして帰るケースです。針は後から来る釣り客が踏むとケガにつながります。

 

釣り場の掃除

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 餌釣りの場合は、餌の欠片などが出て堤防に残ってしまうことがあります。細かい欠片を全部持ち帰るのは無理なので、せめて海水で流して到着したときと同じ状態にしましょう。

 

おまけ(でも大事なこと)

 私は以前淡路島の某所で夜釣りをしていた時、道具を堤防に置いたまま100m程度離れた駐車場の車で休憩をしていました。1時間程度休憩した後、堤防に戻ると、柵に立て掛けてあったタックル一式がなくなっていました。

 自分の勘違いかと思って周囲を探し回りましたが、結局見つからず夜が明けてから警察に被害届を出してその日は帰りました。自分の懇意にしている釣具店にも相談して、もし中古品の買取などで出てきたら知らせてほしいとお願いしました。しかし、今のところ見つかっていません。

 釣場に一人で行くとどうしてもトイレや買い物などで一時的に道具から離れなければならない場面があります。釣り人は基本的にはいい人が多いですが、中には人の持ち物を盗っても平気な人がいます。釣り座に着いたら、できる限り周りの人とあいさつをして、どうしても長時間離れなければならないような時には、自分がしばらくその場を離れることを伝えるなどしてお互いに助け合えると楽しい釣りライフが過ごせると思います。