初めに
先日、このブログのアクセスが2000回を超えました。多くの方に読んでいただいてあらためて感謝したいと思います。現在、釣りはオフシーズンのため、釣りそのものの記事がなかなか書けません。そのため、今回は私が意識しているブログを書く上でポイントになる文章のまとめ方について紹介したいと思います。本文の書き方だけではなく、はてなブログの基本的な使い方も簡単に紹介します。
文章を書く前にやっておくこと
タイトルを付ける
私は一番最初にタイトルを付けています。タイトルは検索をした時のキーワードになりますので非常に重要です。自分が検索する側の立場に立って、どんな検索キーワードを入力しているのかを思い出しながら決めています。
画像のタイトルのように「ブログの文章の作り方」にするとあまりにも一般的過ぎるので、あとからこの記事は少し絞ったタイトルに修正しました。
カスタムURLを付ける
画面右の「編集オプション」でカスタムURLを付けます。ここを入力しないと、はてなブログではデフォルトで日付をURLに入れてくれますが、できればカスタムURLを入れてわかりやすくしておきましょう。私は忘れないように最初にこれを決めるようにしています。
【注意事項】
ここのURLを一度公開してから変えると、Bブックマークやスターが全部消えてしまうだけではなく、Googleなどの検索エンジンに古いURLが記録されてしまった後だと、数日間古いURLが検索結果にでてきて、ページを開くと"NotFound"になってしまいます。Googleは、読者をNotFoundのページに頻繁に導くと、そのドメインの評価を下げるアルゴリズムになっていると思われます。公開する前に、URLが間違っていないか再チェックした方がいいです。
仮に公開後にURLが間違っていることに気が付いても、よっぽど変でなければ変更しないのがお勧めです。どうしても変えたい場合、変えた後に Google Search Console などで慌てて古いURLの削除リクエストを出したり、新しいURLの登録リクエストは出さないほうがいいです。もっとドツボにはまります。慌てずに2,3日待てば、Googleが勝手に更新してくれます。
私は以前の記事で、上に書いたNG行動をすべてやって大失敗しました。記事を書いている本人はURLの誤記があると気になりますが、読者はURLなどはあまり見ないものです。とにかく、一度公開したらURLは変えないことが重要です。
カテゴリーを決める
画面右の「カテゴリー」でカテゴリーを付けます。カテゴリーが多すぎると探しにくいので、できるだけ作成済みのカテゴリーの中から1つ2つ選びます。どうしても、新しい分類にしたければ、新しいカテゴリーを追加します。
タグをつける
画面左下「タグをつける」でこのブログのキーワードを付けます。多くても5個、最低でも2個は付けるようにしています。
文章の構成方法
私は普段の仕事がデスクワークなので、文章を書くことは多いです。仕事で使う文章の中でも特にお客さんに提出するものや、多くの人間の目に触れるようなものを書くときは、文章構成をある程度定型化することを心がけています。定型化すると、文章の構成を毎回検討する必要がなくなるため、可読性がよくなるだけでなく執筆スピードが上がる効果もあります。私の書いているこの釣りブログでは、概ね下の図のような構成にしています。
概要を書く
記事の目的を書く前に、どのような背景があってこの記事を書こうと思ったのかを書くようにしています。
次にこの記事の目的を書きます。読者は筆者が思っているほど記事の端から端まで読まないことが多いです。そのため、一番大事な記事の目的は、できるだけ簡潔に目立つように書くようにすることで、概要全文を読まなくてもその記事が何について書いているのかが一目でわかるようにしています。
目次は、入れている記事といない記事があります。初期のころは入れていませんでしたが、読者は最初にどんな内容が書かれているか概要を知りたいのが普通なので、最近はほとんどの記事に入れるようにしています。
本文を書く
私は、初心者向けの技術紹介や自作品の紹介など上から順番に読む必要のある物語タイプの記事と、各種道具の紹介や小ネタ紹介など箇条書きタイプの記事、それぞれのタイプで文章の構成を変えています。
物語タイプの記事の場合、家の庭などで実際に作業をして、できるだけ細かく写真に収めるようにしています。もし途中で何かトラブルがあっても、実際に作業したとおりに記事にすることで、苦労したポイントをそのまま紹介するようにしています。
箇条書きタイプの記事の場合、あまり深く考えずに書きたいことを書いています。ただ、箇条書きの記事でも、できる限り1項目に1枚の絵は挿入するようにしています。
ちなみに、文章全般に言えることですが、自分の思いが強い文章と読者が読みたい文章は必ずしも一致しません。読者が知りたい情報は、通常その記事の結論です。結論をできるだけ目立つように書くのがお勧めです。
まとめを書く
本文の中でやってみた作業全体の感想を書きます。箇条書きタイプの記事の場合は、ここのまとめを省略することが多いです。
その他気を付けていること
【著作権関係】
- 写真や解説に使う図は他で似たようなものがあってもすべて自作する。
- ブログ外のリンクを貼るときは、批判するようなことは書かない。
【文章の装飾】
- 見出しは大見出しと中見出しまで使って、それ以下は使わない。
- 文字の装飾は、必ず読んでもらいたいものに最低限だけ付ける。
文章を書き終わった後にすること
アイキャッチ画像を決める
画面右の「編集オプション」でアイキャッチ画像を選択します。一覧表示をした時の表紙に出てくる画像になるので、それをみたらどんな記事なのか想像がつくようなものにしましょう。
投稿日時を決める
公開する日時を決定します。書いた直後にそのまま公開するのであれば必要ありませんが、もう少し文章を見直ししたい場合や、投稿間隔を調整したい場合は予約投稿をしておきます。あとから日時を変えることもできます。
ちなみに私は、少し時間をおいて自分の書いた文章を読み直してみると日本語がおかしいことに気が付くことが多いです。そのため、一通り書ききった記事を一時保存しておいて、数日間を空けて何回か読み直しをして必要に応じて修正してから公開しています。
最後にまとめ
私は一通りブログで使う写真を撮ったら、1本の記事をできる限り1日で書き上げるようにしています。一気に書かないと、途中で自分が何を書いているのかわからなくなることがあるためです。
文章の長さはあまり気にしていません。中には1記事当たり3000文字はあったほうがいい、などのアドバイスも見たことがありますが、内容と絵が充実していれば1000文字くらいでも十分まとまると思います。
いずれにしても一番大事なことは、できる限り自分の言葉と自分で作った絵を使ってまとめることではないかと思います。
その他、私はよっぽど気にならない限り、ブログで採用したデザインテーマのデザインをそのまま活用するようにしています。このブログのデザインテーマは現在Brooklynを使用していますが、CSSを使ったカスタマイズは「タイトル画像」「目次」「表」だけにしています。