くまの100均フィッシング

くまの100均フィッシング

初心者向けの釣りの技術情報、100均アイテムを使った工夫などを紹介をします。

【くまの100均フィッシング】オリジナルルアー改良編

初めに

 1月に入り、九州・沖縄在住を除く釣り人の皆さんは寂しい思いをしていると思います。私のメイン釣り場である瀬戸内海は、暖流のある太平洋沿岸に比べて水温が低くなるのが早く、特にルアーフィッシングに関しては12月以降はかなり厳しくなります。このような時期、どうしても釣りをしたければ船に乗るか、あきらめて魚が戻ってくる春に備えて道具のメンテナンスをするのが賢明です。

 去年の11月に書いた記事で、100均で買ったアクセサリーを使ってブレード付きの自作メタルジグを作成してみました。12月に実釣で使ってみたのですが、時期的に水温が15度前後であったせいか、エイが1回掛った以外に釣果を出すことはできませんでした。その後も何度か釣行で使いましたが、オリジナルルアーでも市販品でも掛ることはなくシーズン終了です。

 ブレードの動きは非常によく、水温が上がればおそらく十分な釣果が期待できそうです。ただ、一つ気になる動きがありました。5~10回に1回程度ブレードとトレブルフックが絡む場合があります。絡む時は以下の写真のような感じで、こうなった時はブレードがフックに邪魔されて全く回転しなくなるため、アピール力が下がってしまいます。

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 これを解消するため、市販品のブレード付きジグを研究したところ、やはり絡まないような工夫がされていることがわかりました。前回のレシピに部品を追加して、弱点を改良したオリジナルルアーを作成してみましたので紹介します。

 

 

改良版ダイソードロップアクセサリーブレード

レシピ

オリジナルルアー部品

 

 

 

 

ダイソーフック取り外し

 前回と同様に、ダイソーのメタルジグに付いているオリジナルフックはすぐに錆びてしまうため取り外します。

ダイソーメタルジグのフック取り外し

 

サルカンの取り付け

 メタルパーツドロップにサルカンを取り付けます。サルカンがあることで、水中でジグを引いた時に高速でブレードが回転する動きとなり、魚へのアピール力が上がります。

メタルパーツにサルカン取り付け

 

ステンレス線を使ったブレードの固定

 ブレードがフックに絡むのは、メタルジグにフックとブレードをそれぞれつなげることで、フックの針がブレードやサルカンの穴に入り込んでしまうことが原因です。それを防ぐため、ブレードをフックの真後ろに来るようにステンレス線で固定します。まず、ステンレス線を15㎝ほど切り出しします。

ステンレス線

 

 トレブルフックの真後ろに、ブレードに取り付けたサルカンをステンレス線で固定します。反対側のステンレス線の端は、トレブルフックの頭に固定します。

f:id:kuma-fishing:20220109213659j:plain ブレードとトレブルフックの固定

 

熱収縮チューブによるステンレス線の固定

 熱収縮チューブをトレブルフックの胴体に取りつけて、ドライヤーで熱を加えることでステンレス線を圧着します。ここで一つ設計の不備が見つかりました。購入した2.0㎜の熱収縮チューブがトレブルフックの頭に入りませんでした。

熱収縮チューブ失敗

 

 しょうがないので、急遽一回り大きいサイズの熱収縮チューブを購入してきました。写真右側が新たに購入した3.0㎜のものです。

熱収縮チューブ再購入

 

 フックの胴体の長さは1㎝弱ですが、のちほど熱を掛けた時に縮むことを考えて若干長めに熱収縮チューブを切り取りフックの胴体に取りつけます。今度はちょうどいい感じで入りました。

熱収縮チューブ成功 熱収縮チューブの挿入

 

 取りつけた熱収縮チューブをドライヤーで1分程度熱することで、括り付けたステンレス線をフックの胴体に固定します。

熱収縮チューブの熱収縮後

 

完成

 最後にトレブルフックの頭をメタルジグのリングに取り付けて完成です。改良前のものも同様な加工をしました。

改良版ダイソーリーフアクセサリーブレード 

 

 今回の加工のポイントは、ステンレス線を固定する熱収縮チューブという部品ですが、同じような加工をしたブレード付きフックは市販品でもありました。値段も1セット50円程度で、手作りしたものといい勝負です。ただ、自作できるようになるとフックやブレードを自由に組み合わせることができるため、私は今回の改良版を自作してよかったと思っています。近々、実釣で動きを確認してきます。

 

追加改良(2022/2/8追加)

 夜光塗料を買ってきました。ダイソーメタルパーツドロップの両面に吹きかけて3日程度乾かし、ライトを1分程度当てて確認しました。

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 強烈な光を出してくれました。釣れる予感しかしません。シーズンが来るのが待ち遠しいです。

 

追加改良(2022/4/2追加)

 まだルアーの時期ではありませんが、理想通りの動きをするか堤防で確認してきました。スナップに自作アシストフックとオリジナルルアーを付けて投げたところ、3回に1回程度ブレードが針に絡まることがわかりました。

 原因を考えてみると、写真の赤丸のサルカンが自由に動きすぎるところに問題がありそうです。さっそく改良してみます。

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 そこで、サルカンの前方のリングをよりジグ側に寄せて、熱収縮チューブの中に閉じ込めてしまいます。これでサルカンの動きが制限されるため、壊れない限り絡まることはなさそうです。

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